Humanities News (2008/09/11)
UTCPに届いた関連各機関のイベント情報をお届けいたします。
公開・国際シンポジウム 非業の死の記憶―追悼儀礼のポリティクス
【日時】2008年9月19日(金) 13:00-18:30
【場所】東京大学本郷キャンパス法文2号館1番大教室
【参加】無料
【主催】東京大学グローバルCOE「死生学の展開と組織化」
【プログラム】
総合司会 池澤優(東京大学)
第一部(13:00~14:40)
開会挨拶・趣旨説明
・講演1 山岸智子(明治大学)
「カルバラーの悲劇」の多義性
・講演2 M. アルベール=ロルカ(トゥルーズ大学)
「戦没者の谷」から共同墓穴の掘りおこしへ
―スペイン内戦(1936-1939年)の死者の記憶
・講演3 岩田重則(東京学芸大学)
地域社会の中の「英霊」
コメント J.-P. アルベール(社会科学高等研究院) Jean-Pierre Albert
第二部(14:55~16:55)
・講演4 Y. グディノ(フランス国立極東学院) Yves Goudineau
さまよう心と体―ベトナム戦争死者の象徴的再構成と物理的再分配
・講演5 黒田裕子(阪神高齢者・障害者支援ネットワーク)
阪神・淡路大震災に見る公的システムの欠陥と自助システムの構築
・講演6 O. ド・ベルノン(フランス国立極東学院) Olivier de Bernon
政治的マニフェストから商業的猥褻へ
―プノンペンとその周域におけるクメール・ルージュの被害者の回想の扱い
コメント 深沢克己(東京大学)
第三部(17:05~18:30)
総合討議
レセプション(19:00~21:00)
【Webサイト】⇒こちらからどうぞ
ワークショップ 死者の記憶と表象のポリティクス
【日時】2008年9月20日(土) 13:00-18:30
【場所】東京大学本郷キャンパス法文2号館1番大教室(ただし分科会は法文1号館)
【参加】無料
【主催】東京大学グローバルCOE「死生学の展開と組織化」
【プログラム】
総合司会 佐藤健二(東京大学)
開会挨拶(13:00~13:10)
島薗進(グローバルCOE拠点リーダー、東京大学)
基調発表(13:25~14:00)
・S. タンク=ストルペル(フランス国立科学研究センター) Sebastien Tanck-Storper
在アルゼンチン・イスラエル共済会館に対するテロ
―記憶の政治的転換
・末木文美士(東京大学)
日本における戦争の死者と宗教
分科会1(法文1号館215教室,14:10~16:10)※分科会2と同時進行
・藤崎衛(東京大学)
中世ユダヤ人迫害の記憶構築―儀式殺人の非難,1096年の迫害
・G. シュレンメル(フランス開発研究所) Grégoire Schlemmer
死者による政治
―ヒマラヤの住民クルン・ライ一族における先祖,邪悪な死者,行動様式
・嶋内博愛(東京大学)
子どもの<死>はどう捉えられてきたか
・A. ミラ・クリック(社会人類学センター) Abigail Mira Crick
「砂漠の犠牲者」
―国境での若干の死をめぐる道徳的・政治的考察
分科会2(法文1号館315教室,14:10~16:10)※分科会1と同時進行
・冨澤かな(東京大学)
英領インドにおけるイギリス人の死の記憶―カルカッタを中心に
・S. ミュロ(トゥルーズ大学) Stéphanie Mulot
グアドループの文化政策における奴隷貿易と奴隷制の死者たちの記憶と形象化
・西村明(鹿児島大学)
記憶のパフォーマティヴィティ―犠牲的死によって開かれる未来
・E. ヴィラゴルド(モンペリエ大学) Eric Villagordo
2001年9月11日の表象と記念碑」
コメント(16:30~17:10)
大稔哲也(東京大学)
アンヌ・ブッシィ(フランス国立極東学院) Anne Bouchy
総括討論(17:10~18:30)
【Webサイト】⇒こちらからどうぞ
世界を記憶する大森康宏の仕事
【日時】2008年10月3日(金)-5日(日)
【場所】立命館大学衣笠キャンパス充光館301教室
【参加】無料/定員170名(当日先着順)
【主催】立命館大学映像学部 現代GP 「映像文化の創造を担う実践的教育プログラム」
【プログラム】
2008年10月3日(金)
17:00 『私の人生 ジプシー・マヌーシュ』
『道の辺のクラス―I šula u štar droma』
19:00 大森康宏トーク 「撮ることと記述すること」
進行・聞き手 鈴木岳海(立命館大学映像学部専任講師)
川村健一郎(立命館大学映像学部准教授)
2008年10月4日(土)
13:30 『伝統的追走狩猟』
『放鳥と狩猟』
15:20 『消えた氷屋』
『大人の幼稚園』
『リンゴとバイオリン』
17:00 鼎談 「ドキュメンタリーとマージナルなもの」
大森康宏+康浩郎 (メディアプロデューサー)+村山匡一郎 (映画評論家)
18:10 『烏帽子の子たち』
2008年10月5日(日)
13:30 『土と日と水の葬送―バリ島の葬式―』
15:40 『津軽のカミサマ』
17:20 対談 「生と死のイメージをめぐって」
大森康宏+建畠晢 (国立国際美術館館長)
18:30 『黒い聖女サラ信仰の巡礼 南仏サント・マリー・ド・ラ・メール』
『サンチャゴ・デ・コンポステへの巡礼』
【パンフレット】⇒こちらからどうぞ(表)
こちらからどうぞ(裏)
国際研究集会・60年代演劇再考
【日時/場所】
2008年10月17日(金) 早稲田大学小野記念講堂
2008年10月18日(土) 早稲田大学井深大記念ホール
2008年10月10日(日) 早稲田大学大隈講堂
【参加】無料/定員170名(当日先着順)
【主催】早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム「演劇・映像の国際的教育研究拠点」
【プログラム】
2008年10月17日(金)
14:00 研究発表 「60年代をめぐって」
※若手研究者による研究発表3本予定
16:25 基調講演 「アングラ演劇とはなんだったのか?」
大笹吉雄(演劇評論家)
17:45 基調講演 「アングラの『亡霊』」
佐伯隆幸(演劇評論家)
19:00 パネルディスカッション 「現在から見た60年代演劇」
平田オリザ (劇作家・演出家)
宮沢章夫 (劇作家・演出家・小説家)
岡田利規 (演劇作家・小説家)
[司会] 松井憲太郎
2008年10月18日(土)
10:00 開会挨拶
10:10 基調講演 「60年代演劇の軌跡と影響」
扇田昭彦(演劇評論家)
11:00 報告 「アングラの真話・反神話」
梅山いつき(本研究集会実行委員、早稲田大学演劇博物館助手)
13:00 シンポジウム 「コーヒーハウス・クロニクルズ~ラ・ママ実験劇場の半世紀~」
エレン・スチュワート(ラ・ママ実験劇場創立者/芸術監督)
オージー・ロドリゲス(ラ・ママ実験劇場アーカイヴディレクター/演出家・劇作家・俳優)
藤薮香織(ラ・ママ実験劇場開発担当/東アジア担当アーカイヴィスト)
[司会] 岡室美奈子(本研究集会実行委員長・早稲田大学文学学術院教授)
※日英同時通訳付
15:30 パネルディスカッション 「黎明期の寺山修司~映像作品の観点から~」
九條今日子(「人力飛行機舎」代表)
萩原朔美(演出家・映像作家)
安藤紘平(映像作家)
17:00 対談 「運動としての演劇~演劇センター68/71をめぐって~」
佐藤信(劇作家・演出家)
[聴き手] デイヴィッド・グッドマン(イリノイ大学日本文学教授・日本近現代演劇研究者)
2008年10月19日(日)
10:10 基調講演 「60年代演劇の歴史的位置と現在」
菅孝行(劇作家・演劇評論家)
11:15 対談 「演出家の役割」
蜷川幸雄(演出家)
[聴き手] 扇田昭彦
13:30 対談 「唐十郎が語る紅テント」
唐十郎(劇作家・演出家・俳優)
[聴き手] 堀切直人(文芸評論家)
15:00 対談 「『言葉への戦術』をめぐって」
別役実(劇作家)
[聴き手] 岡室美奈子
【ウェブサイト】⇒こちらからどうぞ
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