【来訪】 7月24日----香港から----
2008.07.25
来訪
香港から林永強先生(香港教育学院)と張政遠先生(香港中文大学)のお二人が来訪されました。
日本の大学で学んだこともあるこの若い先生お二人が中心になって12月に日本哲学と中国哲学との関係をテーマに国際シンポジウムを開催する予定で、それを契機に、日本哲学の国際学会まで射程に入っているという壮大な計画。
われわれの活動にも強い関心を寄せてくださっているとのこと。どのような連携が可能かはこれから検討することになるが、海外の日本哲学の研究の力がここまで強く高くなってきたのか、と驚くだけではいけない。それを正面から受け止める学術の場を国内に早く整備する必要がある。UTCPは微力ながら、その「つなぎ」の役を果たしたいところ。
しかしこの春からだけでも、北京大学、台湾大学、そして韓国、カナダ、オランダ、合衆国、オーストラリア、フランスからの日本哲学研究者をわれわれはお迎えしている。この動き、もはやとどまることはない。
(小林康夫)