UTCPブックレット2 『いま、〈古典〉とはなにか』
UTCP Bookletシリーズの第2冊目『いま、〈古典〉とはなにか クラシカル・ターンを問う』(中島隆博・小林康夫編)が出版されました。
UTCPワークサロン 「古典的人間像 東洋編」と「古典的人間像 西洋編」の記録集です。
また、ご希望の方は、UTCPの事務所に来ていただければ、1人につき1部、お渡しすることができます。部数は限られていますので、ご了承ください。
いま、〈古典〉とはなにか クラシカル・ターンを問う
目次
はじめに 中島隆博
討議1 古典的人間像︱東洋編
共生と差異 クラシカル・ターンの二つの側面 人間という概念と解釈の問題 古典に戻りつつ現実に立ち向かう 人間観と世界観 文学・文献学・知識人 古典の再発見と世界認識の変容 古典は前の前の時代にある 主戦場はどこにあるのか
討議2 古典的人間像︱西洋編
「共生」と「クラシカル・ターン」 普遍性と人間 表象・表現・デザイン 古典研究に対する二つのイメージ ペルソナから複数形のアイデンティティーズへ 普遍性と倫理 超越者と人間を繋ぐ時空間 現在に対する問いとしての古典 古典の異質性と批評 主体化する人間と神との契約 古典とその言語を支える感覚 言葉を徹底的に考える 共生と寛容 歴史的な現在において古典を読む