早尾貴紀『ユダヤとイスラエルのあいだ』
研究員の早尾貴紀さんの単著『ユダヤとイスラエルのあいだ―民族/国民のアポリア』(青土社)が刊行されました。
「国民」 の矛盾を問う
近代の国民国家思想・ナショナリズムに起因する 「ユダヤ人」 問題、シオニズム、そしてイスラエル国家について。矛盾する理念に思想はなにを問い、なにを問わずにきたのか。ネイションの世界的展開を再考する、かつてないユダヤ‐イスラエル論。
また、早尾さんの編で以下の書籍も刊行されました。
『ディアスポラと社会変容 アジア系・アフリカ系移住者と多文化共生の課題』 武小路公秀監修・浜邦彦・早尾貴紀編、国際書院
人種主義の被害を受けながら、移住先の国々でさまざまな貢献をしている何世代にわたるアジア系、アフリカ系移住者たちの不安、願望といった人間としての諸相を明らかにしようとする暗中模索の書