【報告】イタリア20世紀文学
2007.10.31
村松真理子
「イタリア20世紀文学セミナー」が開催されました。
長時間、最後まで熱心に耳をかたむけた参加者30人ほどを前に、「イタリア20世紀文学」をめぐって、フィレンツェ大学からのお二人の講師によるセミナーが開催されました。
アデーレ・デイ教授の語る「詩」と、リータ・グエリッキオ教授の語る「散文」は、前衛と伝統的モデルへの回帰の間でゆれたヨーロッパ20世紀文化全貌と社会への視線につらぬかれ、印象的でした。なかなか日本でふれることの難しいイタリア20世紀文学の「地図」がコマバに広げられ、たいへん有意義でした。
明日の、講演会「海の旅―文明の出会いと共生」は「旅」「海」「共生」がテーマ、乞うご期待、ぜひご入場ください!
報告:村松真理子