破急風光帖

 

★  日日行行(462-2)

2021.06.25 Permalink

* コンサートのフライヤー、ダウンロードできましたでしょうか?ごらんになってくだされば、おわかりのように、指揮者が木許裕介さん、じつは、東大駒場の教え子のひとり(比較文学比較文化)でした。木許さんいわく、「小林先生のせいで、博士課程に進学するのではなく、指揮者になる道を行こうと決めたんだ」と。そして、ゲストが、ウィーンの歌姫コロラトゥーラの田中彩子さんです。田中さんも、わたしの友人が開いた茶会以来のおつきあいです。つまり、わたしの関連の方の人たちが舞台に登場するというわけです。
 そして、これを仕掛けたのが、青山学院大学で教えていたときの社会人院生であった柳瀬房子さん。AAR(難民を助ける会)の会長です。昨年末のあるコンサートをきっかけに、柳瀬さんのイニシアティブで、このようにわたしの友人、教え子の方々が集まって、コンサートの計画を練ったのでした。ありがたいお話しです。同時に、わたしも、はじめて、クラシック音楽のコンサートのつくり方を学ばさせていただいています。
 このコンサートには、特別にホームページもあります。
そして、わたしの発案もあって、そこに、コンサートにかかわるいろいろな方が自分の思いを寄せるエッセイのコーナーもつくってもらいました。柳瀬さんからはじまって、わたしも書いています。
 https://www.nautical-dawn-now.com/kobayashi-2021-0531
よろしければ、こちらものぞいてみてください。
 東京ホワイトハンドコーラスや相馬子どもオーケストラも参加する、不思議な「共生」の空間の音楽が立ち上がります。チケット代金は6000円です。ぜひその「共生」の輪に加わってくださいね!


★  日日行行(462)

2021.06.25 Permalink

* 「いま、夜が明ける!−−音楽の光!」です。
  9月24日(金)紀尾井ホールで行われるコンサート(東京ニューシティ管弦楽団)のタイトルです。じつは、このコンセプト、わたしが口走ったものでした。はい、これは、はじまりとしては、「小林康夫へのオマージュ」というコンサートだったのです。もちろん、この暗く立ち籠めるコロナ禍の夜が明けるぞ、という「希望」の言葉でもあったのでしたが、当日まで3ヶ月を切りました。ここにご案内を解禁し、みなさまへ、どうぞ、来て!とお誘いしたいのです。

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★  日日行行(461)

2021.06.23 Permalink

* 今朝、立花隆さんの訃報。80歳。
  たった一度だけ、立花さんと「立ち会い」をしたなあ、と思い出し、さて、その記録があったはずと探すと、東京大学出版会の雑誌「UP」2010年4月号。これは、わたしの『知のオデュッセイア』の刊行記念イベントとして、2009年11月に神保町の東京堂書店のホールで行われたイベントの記録、「オデュッセイア後日談、あるいは「遺伝子」との三番勝負」というタイトルになっています。

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★  日日行行(460)

2021.06.21 Permalink

* ようやく刊行されました! 松岡心平さんが編集している雑誌『ZEAMI』第5号(森話社)、特集は「世阿弥とその周縁」です。わたしも寄稿していますが、書いたのは、まだ東大在職中だったのでは? 少なくとも6年は経ってますね。「秋よ友よ」というタイトル。能の「姨捨」をシネマ風に語っているものです。

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★  日日行行(459)

2021.06.20 Permalink

* 一昨日の六本木に続いて、今日は銀座。王子ホールのコンサートに行きました。AAR(難民を助ける会)のチャリティ・コンサートで、岩田恵子さんらフリューゲルカルテットによる「ベートーベンの弦楽四重奏」3曲。第1番、第4番、第10番。どれもはじめて聴く曲でしたが、第10番「ハープ」が特に素晴らしかったです。なにか、そこに湧き上がるune immmensité spirituelle (精神の広大さ)とでも言いましょうか。それにうたれます。

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★  日日行行(458)

2021.06.18 Permalink

* 今日は、ひさしぶりに都会。六本木。日本デザイン振興会の評議員会に行くことになっていたので、その前に、わが友、黒田アキさんの展覧会を観に行きました(ANB Tokyo)。

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★  日日行行(457)

2021.06.16 Permalink

* 今朝は、ジルでした!一月ほど前(444)、ジャックが夢に出てきた、という話を書きましたが、今度は、ジル・ドゥルーズ!!

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★  日日行行(456)

2021.06.15 Permalink

* 麦秋。なにか、心を揺さぶるものがあります。
  (もちろん、オーヴェル=シュル=オワーズではありませんよ。今日の午後の風景です)。

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★  日日行行(455)

2021.06.15 Permalink

* 無意味の意味?・・・書斎というような本がびっしり詰まったスペースがあるわけではなくて、あちこちに分けて本があるので、しかも棚に二重に入れていたりもするので、自分がもっているはずの本がみつけられなくて困惑ということもよくあるのですが、なかには同じ本を2冊ももっているケースもあります。

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★  日日行行(454)

2021.06.14 Permalink

* このブログにあまりプライベートな日常のことは書かない方針ではあるのですが、昨日、とうとう(と言うべきか)新型コロナに対するワクチン第1回目を受けました。副反応どうかな、と思っていましたが、今朝、腕に若干の痛みがありましたが、それ以外に変調はなし。ファイザー製なので、第2回は7月4日ということになっています。

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★  日日行行(453)

2021.06.07 Permalink

* で、「モノ派」ですよね?前回ブログでへんな夢について語りました。その最後にわたしが叫んだのが、「モノ派で育ったわたし」!ーーーそうしたら、今日、「モノ派」にばったり!!

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★  日日行行(452)

2021.06.05 Permalink

* 今朝の夢、強烈でした。いつものことですが、文化会館で行われるわたしの講演会に遅刻しそうになって焦るというところからはじまります。隣りの「永福町」に行かなければいけなくて、切符ももう買ってもっているのに、ホームに行ったらちょうど電車が出てしまうところで、次のを待つよりはと、切符をもったままエスカレーターをおりて駅を出てタクシーを探す、とうとう一台ドアを開けてまっていたのに乗り込んだら、その運転手がかつての東大表象文化論のおない年の同僚石光さんでちゃんと制服を来ている。東大やめてこんなことしてるんだね、と思って隣りの永福町まで、とお願いするのだけど、石光さんは車を左折させずに、崖の下の道を行こうとするので、こちらは降りてしまって、急いで「永福町」へ。もう30分も遅れている、だめだ、と絶望的な気分。「永福町」は、みたこともない混沌たる色とりどりの店が立ち並ぶ別世界。こちら茫然。文化会館がどこかもわからない。

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