破急風光帖

 

★  日日行行(179)

2018.09.29 Permalink

* 9月も終り。金木犀の香りただよう美しい日があったと思ったら、日本列島はまたしても颱風。なんという苦難の列島であることか。Désastreという言葉が「星に見離されて」であることを思います。星に見離されて、しかしこの時間を生きる。

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★  日日行行(178)

2018.09.24 Permalink

* 昨日は秋分。というより、Equinox。この言葉に魅かれます。Noxは夜ですから。均衡ー夜。で1日いろいろ考えていて、二つ前のこのブログに書いたように、なんとか次の秋分までに、Quartenionの仕事に決着をつけようと決意しました。自分を追い込むためにここにそう書いておこうっと。

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★  日日行行(177)

2018.09.22 Permalink

*急速に秋。今週は、月曜に軽井沢の写真家の高木由利子さんのパパラギ・スタジオでの不思議なサモワール茶会に参加。Miho美術館の館長の熊倉功さんご夫妻とはじめてお会いしました。そして翌火曜は、これまた写真家の宮本隆司さんのお宅を訪れて、わたしの個人編集雑誌『午前4時のブルー』第2号に写真を載せていただくためのご相談と対話。そして安藤朋子さんの手料理をいただいたりしてしまいました。

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★  日日行行(176)

2018.09.15 Permalink

* 昨日の朝、自宅で朝食、フランスから来たミラベルを食べているときに、プチ・ユーレカ!その前々日のパネルで少しだけここ数年間考えている、数学者のハミルトンの四元数Quatenionを軸にした想像的なものの再構成のマトリックスに触れたこともあって、停滞しているその理論化作業のことをぼんやり思っていたら、そうか、虚数実数の割当てについて、根本的な間違いを犯していたのかもしれない、と閃きました。

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★  日日行行(175)

2018.09.13 Permalink

* 昨日は本郷で、東大のEMPプログラムの10周年のシンポジウム。最初のパネルに出席。そして今日は、本郷の弥生キャンパス、同じEMPのpreEMPプログラムで「みずほ銀行」の中堅幹部の人たち75名を前に哲学の講義。それがちょうど終った夕方です。でも、明日はまた京セラさんのBizArtの講義があると三日連続の講演/講義。この秋もなかなかはげしい。

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★  日日行行(174)

2018.09.05 Permalink

*あっという間に9月。暴風が吹き荒れました。こちらはこの間、ソウル原稿を書き、続いて雑誌「未来」の連載原稿を書き、さらにはプライベート領域でも大きなオペレーションがあったりと、息つく余裕はなし。今日の午後、どうにか太田省吾さんの「水の駅」(1981年)を取り上げた「未来」の原稿をほぼ書きあげたので、多少落ち着きました。

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