破急風光帖

 

★  日日行行(451)

2021.05.31 Permalink

* 先週の土曜のことでしたが、「・・・この手が石を割り、その石で木を削り、その木が棒となり、その棒で叩き、耕し、戦った。この手が火を熾し、土を捏ね、形をあたえ、器をうみだした。
この手が草に水をそそぎ、糸をつむぎ、布を織りあげ、裸の〈からだ〉をやさしく包んだ。
 肌に触れるその触感、〈からだ〉に感じるその重さ、それは————いまわかる!———わたしが、そこに、あそこに、青く広がるわたしたちの地球と結びついて存在していた証しであったのだ。なんといとおしい!なんとなつかしい!・・・」などと、つい自分のテクストを読みあげてしまいました。
 これは、無印良品の40周年の記念ブックのために昨年書いた1頁あまりのテクストです。Muji(無印)という「ことば」に反応して1時間くらいで書いた即興のテクストだったのですが(すでに刊行されています、無印良品で売っているのかなあ?)、それを読みあげるというパフォーマンス。

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★  日日行行(450)

2021.05.30 Permalink

* と、前ブログに続いて、2018年2月が戻ってきました。メッスに行ったのは2月の末だったのですが、その前からパリにいて、最初は、雪のソフィア(ブルガリア)に行きました。友人の哲学者ボヤン・マンチェフに招かれて大学で講演を行い(そのときわたしの詩が日本語、ブルガリア語、フランス語の三つの言語で朗読されました!)、雪の山のなかの教会を訪ね、さらにはボヤンとの対談がテレビ放映されたのです!!まちがいなく、人生でわたしが受けた最高のHospitalityでした。(本ブログの「日日行行」(135)(136)などをごらんください)。

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★  日日行行(449)

2021.05.30 Permalink

* 長谷川祐子編『ジャパノラマ』(1970年代以降の日本の現代アート)、水声社、が刊行されました。わたしも書いています。

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★  日日行行(448)

2021.05.28 Permalink

* 今日の昼、茅場町である証券会社の前会長オーナーの方と楽しい昼食をして、「希望」や「Integrity」について話しあったのでしたが、そのあとそこから銀座へとぶらぶら歩きました。久しぶりに都心に出てきたので、少し歩いてみようと・・・そうしたら・・・

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★  日日行行(447)

2021.05.25 Permalink

* じつは今朝、ブログを書いたのですが、操作をあやまって全部消えてしまいました。やっぱりなあ、内容がちょっとくだらなかったからかな、と。

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★  日日行行(446)

2021.05.16 Permalink

* 前回に続いて、またしても「なにやら遠い昔の感覚」でした。

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★  日日行行(445)

2021.05.13 Permalink

* 「思へばこの身は先の世で、いかなる事の罪せしぞ。さてもさても味気なや、焦がれこがれたその人に逢ても知らぬ盲目の、この目はいかなる悪業ぞや」・・・と嘆くのは深雪。「生写朝顔話」の大井川の段。

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★  日日行行(444)

2021.05.13 Permalink

* ひさしぶりにジャックに会いました。

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★  日日行行(443)

2021.05.08 Permalink

* これが今月最初のブログですね、だいぶあいてしまいました。とくに理由があるわけではないのですが、連休は、一言で言えば「家族サービス」の時間でしたね。娘、孫たちのお泊まりとか、施設に入っている母親との遠隔面会とか(面会が禁じられてもうずいぶんになります)、さらには昨日、父親の13回忌を田無のお寺で。時節柄、参加者はわたしだけという形になりましたが、ひとつの区切りをつけることができたという感覚はあります。
 で、今日から少し自分の仕事に向かい直すことを試みています。いろいろ本は読んでいるのですが、思いつきなどを走り書きしている手もとのノートをみても、4月21日から先は空白のままでした。ともかく書きはじめなければ、というわけで、この文章を書いているわけです。

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