＊　今回フランスの滞在中にお会いした人からいただいた本を紹介してみようかな？

＊　このブログ、しばらく空いてしまいました。
　じつは、今日、フランスから帰国したところです。
　去年のこの時期もパリに行き、そこで、わたしとしたことが、パスポート紛失などがあってトラウマ的な出来事になったので、今回、やはり「リベンジ」しないと、歳ということもあり、パリから遠くなってしまう、とどちらかと言うと、無理に自分を引き立ててフランス行きを敢行したのでした。

＊　６月２０日頃になりますが、PHP研究所から、わたしの拙著『存在とは何か』が刊行されることになっています。去年の春／夏のあいだに書き下ろした原稿ですが、わたしとしてはとうとう東大の最終講義で約束した「四元的存在論」「ファンタジック存在論」の「はじめの一歩」だけは書いたな、という感慨があります。時間がかかりました。ほんとうに最初の一歩だけ。あとの展開はこれからの仕事ですが、ずっと夢見ていた複素数的存在論の出発点は刻めたと思っています。

＊　６月に入りました。先週木曜に多摩美での特別講義第２回目を終えて、５月の「嵐」を乗り切ったという感じがします。今月はフェーズを転換する時期となります。〈夏至〉に向かって、かな。