破急風光帖

 

★  日日行行(490)

2021.09.23 Permalink

* 昨日、わが個人雑誌『午前4時のブルー』第4号(最終号)の見本ができました!!これはまだ見本なので本屋さんの棚に並ぶのは月末になりますが、特集が「いま、夜が明ける!」明日の紀尾井ホールでのコンサートのタイトルですので、会場で販売するべく少部数をつくっていただいたのです。第3号が2019年8月ですから、2年以上も経ってしまいました。これを最終号とすることにしました(4号までは出しました、ということですね)。

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★  日日行行(489)

2021.09.18 Permalink

* 今日は、国立劇場に文楽を観に行きました。予定していたわけではないのですが、妻が用意していたチケットを、彼女が大学の業務もあって行けなくなったので、わたしがかわりに行ったのでした。5月に文楽を観に行ったことは当ブログ[445]で書いていますが、それに続いてまた。どうも今年は文楽が戻ってくる年周りなのかもしれません。演目は、「伊賀越道中双六」でした。

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★  日日行行(488)

2021.09.15 Permalink

* 昨夜、渋谷のレストランで、ある方とお会いして食事をさせていただきました。そして、この4月からずっと心の奥に抱えていた思いを解放することができました。

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★  日日行行(487)

2021.09.14 Permalink

* 9月24日(金)の紀尾井ホールでのコンサートが近づいてきました。コロナ禍ですが、定員を半分にして実行するそうです。まだ席はあります。どうぞ、東京ホワイトハンドコーラス、そしてウィーンから来てくださった歌手の田中彩子さんの歌声、わたしの東大の教え子のひとりである新進気鋭の木許裕介さん指揮の東京ニューシティー管弦楽団の音楽とともに「いま、夜が明ける!」の希望をともにしていただたらさいわいです。

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★  日日行行(486)

2021.09.12 Permalink

* 出てきたのです、わたしの修士論文が!今朝のことでした。必要があって本箱のなかを片付けていたら、なんと、昨年以来、あんなに大騒ぎをしていた、わが修論本体が見つかったのです!これについては、いろいろな人にご迷惑をおかけし、本ブログでも417(1月21日)、432(3月12日)などで言及しているのですが、見つかった!驚きです。

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★  日日行行(485)

2021.09.10 Permalink

* 今朝、突然、フランス語のフレーズが回帰してきました。apprendre à vivre enfin というもの、じつは、わが師のひとりでもあった哲学者ジャック・デリダが2004年に亡くなる一月前に残した対談のタイトルでもあって、日本では鵜飼哲さんの訳で『生きることを学ぶ、終に』(みすず書房)として刊行されています。このフレーズについてのわたしの複雑な思い(というか思考)は、拙著『存在のカタストロフィー』(未来社)の冒頭で展開されています。

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★  日日行行(484)

2021.09.07 Permalink

* そして昨日、今度は、都立大学にまで出かけて行って特別講義。「The Futur of/with the Earth」という連続二日のプログラム。1時間目がドイツの哲学者マルクス・ガブリエルさんの講義(もちろん遠隔です)で、3時間目がわたしの講義。その二つを、これもUTCPの研究員だった西山雄二さんがモデレーターとしてつなぐという構成。ガブリエルさんがNew Enlightmentという方向性を打ち出したので、わたしがそれを受けて「連句連俳」という趣向。(講義は全面的に遠隔だったのですが、西山さんにも会いたいしと、出かけて行ったのでした)。

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★  日日行行(483)

2021.09.07 Permalink

* September Stepsの最初の山を越えたかな?先週3日金曜4日土曜と続いて、東大本郷でいつものEMPの講義。どちらも出かけて行って行いました。土曜の講義は、「人間」についての総合討論でいつものように数理、経済、脳科学の先生方との討論。今回はわたしがマトリックスをつくって、「わたし」と「わたしたち」とのあいだの構造についての討論。

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★  日日行行(482)

2021.09.01 Permalink

* 9月になりました。昨日、これが最終号と決めたわが個人雑誌『午前4時のブルー』を責了。そして夜に、代麻理子さんの「9月1日の君へ」にZoom出演して、若い人たちに「自殺はまちがっている」と激しく語りかけ、その最後には、なんと武満徹作詞作曲の「明日ハ晴カナ曇リカナ」を歌う!というパフォーマンスをしました(つい涙が出てきて、代さんをびっくりさせたみたいでしたが。なぜか2番の「昨日ノ苦シミ」のところになるといつも泣きたくなるんです)。どこかクルクルですね、この老人は。

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