破急風光帖

 

★  日日行行(487)

2021.09.14

* 9月24日(金)の紀尾井ホールでのコンサートが近づいてきました。コロナ禍ですが、定員を半分にして実行するそうです。まだ席はあります。どうぞ、東京ホワイトハンドコーラス、そしてウィーンから来てくださった歌手の田中彩子さんの歌声、わたしの東大の教え子のひとりである新進気鋭の木許裕介さん指揮の東京ニューシティー管弦楽団の音楽とともに「いま、夜が明ける!」の希望をともにしていただたらさいわいです。

 プログラムは、アンリ・デュパルクの夜想詩曲「星たちへ」からはじまって、エヴァ・デラックア「ヴィラネル(田園詩)」、上田真樹さんの「あめつちのうた」(ここで懸命に生きる子どもたちと田中彩子さんの歌声が溶け合います)、さらには、アンドリュー・ロイド・ウェバーの「ピエ・イエズ」、エイトル・ヴィラ=ロボス「ブラジル風バッハ第9番」と続いて、最後はメンデルスゾーンのあの「イタリア」です!
 立ち上がる声の響き、管弦の波、それとともに光が訪れます。光がふってきます。
 「わたしへのオマージュ」という切っ掛けからはじまった企画でしたが、この長いコロナの夜のなかで、多くの若い人たちが苦労しながら少しずつ準備を進めて、いま、実現に至ったものです。共鳴共振してくださる方、どうぞ聴きにいらしてください。
 紀尾井ホール開演19時00分。チケットは6000円です。 Eメール: concert21@ozzio.jp / 電話: 090-3312-2091(やなせ)までお申し込みくださいませ。
 (もちろん、当日、わたしもまいります。こんなふうにコンサートの立ち上げから関わるなんて、思ってもみなかった経験でした。いろいろなことを学びました。)


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