破急風光帖

 

★  日日行行(573)

2022.10.31

* またしても長いブランクのまま月末になってしまいました。10月31日、秋の透明な光が射し込んでくる特別な日、それにふさわしく晴天です。明日からは11月。この季節の切り替えに、昔から、なぜか敏感でしたね。

 このブランクの間ですが、じつは、今年はじめから書きはじめて、すぐに片付くはずが、春夏とまったく進まなくなって難渋をきわめた、といっても難しいものではなく、「新書」のテクストなのですが、それにとりあえずの「ケリ」をつけると決めて、なんとかそれをクリアーしたのです。ほっとしています(しかし、内容はかなり乱暴なので、はたして刊行にいたるのかどうか・・・。なにしろ、「存在」がテーマですからね。)
 それが終って、先週の金曜には、ひさしぶりに来日したトマス・カスリスさんを、中島さん高田さんと囲んで、楽しい夕食の会もありました。うれしいですね。まさにUTCP時代の再現でした。われわれ3人でオハイオに招かれたこともありましたね。金曜にもやはりIntimacyとIntegrity について「激しい」議論がたたかわされたりして・・・文化の国境を超えた「知」の応酬は刺激的で楽しいです。
 そして、土曜日曜と続いて、妻がオーガナイズした「公共空間における発話文への受信者の関与」という難しい言語学の国際シンポジウム(青山学院大学)に参加して、ひさしぶりにフランス語の学術発表をきいていました。なぜか、最後に、意見を求められて、やはり乱暴に!言語学の外の視点から、シンポジウムを通してわたしが学んだ、フランスにおける「公共空間」の変容について喋ってしまいました。相変わらずですね。

 今日をひとつの区切りとして、自分の「書くこと」の方向を少し変えてみようかなあ・・・などと考えています。少し文学的になってみようか、などと・・・「野ざらし」路線というわけで・・・
 


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