破急風光帖

 

★  日日行行(558)

2022.06.30 Permalink

* 昨夜遅く、昨日受けたPCR検査の結果がメールで届きました。「陰性」。帰国できます。明日、早朝の飛行機に乗る予定です。

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★  日日行行(557)

2022.06.17 Permalink

* パリは猛暑が続いています。今日は32度、明日は38度になるというのですから、尋常ではありません。地球温暖化ということなのか。びっくりです。
 

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★  日日行行(556)

2022.06.13 Permalink

* パリは夏。連日、日中は30度近いのではないかしら。そして夜の9時でも明るい青空が広がっています。この夏至の光を見たいというのが、今回、この時期に来たかったひとつの理由でした.大学で授業をしていた頃はけっして来ることができない時期でしたから。

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★  日日行行(555)

2022.06.09 Permalink

* 昨夜、パリに到着。成田空港を朝、10時頃離陸。飛行機は太平洋へ。アラスカ、カナダ、グリーンランド、アイスランド,アイルランド、スコットランド、イングランドを経て、ロワシーへ。14時間。たぶん人生で60回以上パリへ飛んでいると思いますが、はじめての航空路でした。ちらっと上から見たグリーンランドの風景がすごかったです。感動しました。

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★  日日行行(554)

2022.06.06 Permalink

* 一挙に梅雨入りですね。この週末は、これから一月ほど行くことができないので、八ヶ岳の小屋の庭を見に行ってました。この間に、庭師の恵子さんが、今年の冬の厳しさで枯れてしまった薔薇のかわりの薔薇を植えてくれていました。その薔薇を眺めながら、緑ますます濃い林のなかに、さまざまな鳥たちの声が響きます。なかには、どうしてもFrench Peopleと聞えてしまう鳥もいる。わたしはまったく鳥の名前に通じていないので、何なのかわからないのですけれど。カッコーくらいはなんとかわかりますが。それにはやくも、蝉とか。森は生命のノイズで満ちています。その重なり合う波動のなかに、わたしも、いや、(  )am being ですかね、つつましい、ささやかな「永遠」として。

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★  日日行行(553)

2022.06.01 Permalink

* 今日、本の見本ができあがりました。水声社刊行の『クリスチャンにささやく』です。書店に並ぶのは来週後半だと思いますが。定価は2500円です。これまでの単著に収録されていない、わたしのアート論を集めたものです。タイトルは、クリスチャン・ボルタンスキーの展覧会のために書いたテクストからでした。ほかにも、ミケル・バルセロ、横尾忠則、森村泰昌、三宅一生、黒田アキ、荒川修作、日高理恵子、山口小夜子、木下晋、辻けい、スタジオ・アッズーロ、吉増剛造、そして「青」についてテクストが、大きな物語風の全体構成のもとに集められています。

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