破急風光帖

 

★  日日行行(206)

2019.01.16

* 2019年もはや半月をすぎましたが、あいかわらず、くるくる状態。(本ブログではあまりプライベートなことは書かない方針なのですが、それもだんだんゆるくなってきて、ままよ、に走れば)、先週土曜の朝に、二人目の孫が生まれるという出来事もありました。こちら朝4時に娘の電話で起こされて、上の子の面倒をみるために車をとばして、駆けつけるなどということをやってましたので。これでわたしは、壱青、晶眞、という二人の男の子のパピー(爺さんではなく)ということになりました。

 でも、それだけではない。土曜は、わたしの雑誌の本号の寄稿者と感謝の会食。ついで翌日は、音楽家の小野誠彦さんや法政大教授のジュリアさんなどとの新年会、さらに続いて、かつての表象文化論の教え子たち数名との会食と楽しい宴も続きました。しかし、その間、じつは、頭は、今週末の「京都フォーラム」での発表原稿が難航して、いや、ほとんど難破していてピンチ、危ういオフ・バランス。
 そうそう、そこに、突然、メールが舞い込んで、ドミニック・レステルさんが、ちょっと東京に来たんだけど会おうか、と。早く言ってくれよ、という感じでしたが、あわててお茶を飲みに行き、当然ながら、哲学の議論。かれの、Science-Fiction ならぬPhilosophy-Fiction構想について語りあいました。これは刺激になりましたね。わたしの難破状態の仕事とも関連があるので、こういうことがブレーク・スルーにつながったりする。
 そして、パリからも、南仏、ベルリン、ソフィアからもメールが来る。今年も嵐の幕開けです。まあ、行けるところまで行くしかない。倒れるまで。
 (なお、前回ブログで、一年前にアスピリン・アレルギー発作を起こしたことを書きましたが、今年ではありませんので。誤解して心配してくださるメールもいただいたので。現在の体調は、寄る年波も白川の、ではありますが、悪くはありません。2月にはパリに行くので、体調をキープしたいです、踊らなくては!)。


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