破急風光帖

 

★  日日行行 (78)

2017.03.16 Permalink

* 春の陽射しが降ってきて、もう「冬のfragment」は書けないね。「春のPaperoles 」に移行しないと。(Paperolesとは前項のカフカの断章についてその本のなかで言われた言葉)。

続きを読む

★  日日行行 (77)

2017.03.15 Permalink

* 「老いることは禁じられている」il est interdit d'être vieuxーーラビのNahman de Braslavの言葉ということになっているが、それも知らず、わたし自身のマキシムでもあった。年取ることは仕方ないにしても、老いていることはゆるされない。

続きを読む

★  日日行行 (76)

2017.03.02 Permalink

* 「人間は振動する存在であるが、その生理学的楽器は変形され、歪曲され、放置されてしまっている。振動を発するものであり、受けるものである存在にとっては、楽器であるみずからの身体の振動する真理を再建することが急務である」(Serge Wilfart)

続きを読む

★  日日行行 (75)

2017.02.23 Permalink

* 「わたしはカモメ」という科白を独白したら、ほんとうに白いカモメが一羽、頭上を数回旋回した。小豆島のいわゆる「エンジェル・ロード」の崖の上で。

続きを読む

★  日日行行 (74)

2017.02.21 Permalink

* 気がつくと結構、間があいてしまってましたね。いまは、瀬戸内海の直島にいます。駒場のIHSのプログラムで院生たちとともに、豊島・直島・小豆島の研修ツアー中。黄昏の海を眺めながら、再開のキーボードを打つことにします。

続きを読む

★  日日行行 (73)

2017.02.04 Permalink

* 立春。春らしい光がながれて、あふれて、うちよせてきます。

続きを読む

☆  冬のfragment (4)

2017.02.03 Permalink

* 「本を読んでいると、ときおり、ある沈黙の声が光となってあらわれると言われている。明らかに、その声は本から生まれるのではない。だが、軀がそれを出すのでもない。その声は統辞のリズムを纏っており、そして言葉を響かせることなく、しかし喉、息、唇を動員する。・・・そう言われている。《そう言われている》、それが意味するのは、それが聞えてくることだということだ。しかし誰も本を聞きはしない。(パスカル・キニャール「光の書」)

続きを読む

★  日日行行 (72)

2017.01.30 Permalink

* 最近は、夕方の西の空、明星(金星)の輝きがひときわ鮮やか。そのすぐ斜め上には火星も光っているし。もちろん、シリウス、プロキオン、ペテルギウスも瞬いている。今夜はとくに細い月の円弧もすてきでした。まるい影もはっきり見えて。

続きを読む

★  日日行行 (71)

2017.01.24 Permalink

* 1月の最初は、いろいろな本をゆっくり読む余裕があったのに、いつのまにやはり嵐に突入。2017年も激しくはじまりました。

続きを読む

☆  冬のfragment (3)

2017.01.13 Permalink

* 「運命の力に押し流されていくのが大部分の人間であるとすると、その中から、自分だけの生き方の持つフォルムの美しさというようなものを、死ぬまでの間に何らかの形で描き出していきたい。それは自分に加わるさまざまな力に対する反抗だと思うんですね」(辻邦生)

続きを読む


↑ページの先頭へ