★ 日日行行(419)
* 日々、陽の強さが増し、散歩のときにみる紅梅の蕾もだいぶ大きくふくらんで、春間近!1月が終ろうとしています。 続きを読む |
* 昨日、国際郵便が届いて、封を開けたら、なかから大判の本、ガリマール社刊行のカフカの「変身」でした。でも、たくさんの絵が入っています。その絵が、わが友人ミケル・バルセロ。扉をあけたら、「Yasuo のために 友情をこめて Miquel Barcelo」とサイン入り。かれの大規模の展覧会がこの春、大阪の国立国際美術館(ほか全国3館だったか)で開催されます。そのカタログに原稿を書いて、その最終校正がちょうど届いたところでした。なんたる奇遇!嬉しいなあ!こういう時代だからこそ、よけいに、海外の遠い友からのメッセージが希望の燈台!やっぱり人との出会いが、人生のすべてです。 続きを読む |
* ありました!昨年末大晦日のブログ(411)で、紛失したと述べた、わたしの修論。さすが、東京大学、比較文学比較文化研究室はちゃんと保存してくださっていて、それを、高山花子さんが複写して送ってくれました。今日、届きました。嬉しいです。ひとたび失われ、そして見いだされた「時」、わたしの出発点、「存在の冒険」へのマニフェストではありました。 続きを読む |
* 昨日は夜に、東大・生産研の遠隔シンポジウム「文化×工学」に招かれて、人文系を代表して中島隆博さんと稲賀繁美さんと3名で、工学への「提言」を語りました。わたしは、かなり過激なアジテーションの調子で、工学のリベラルアーツの教科書、それは結局は、「メタ工学」にならざるをえないのですが、それを駒場Ⅰキャンパス駒場Ⅱキャンパスと二つのキャンパスをジョイントさせてつくったらどうか、というきわめて実用的な!「提言」をしました。 続きを読む |
* だから、わたしにとっては、2021年は、「詩」という言葉がひとつの鍵となる年なのですが、そうしたらブルガリアのボヤン・マンチェフさんから昨日メールが来て、そこには「はじめに会ったときから、あなたは哲学者だけど、詩人だなあ、と思っていました」という言葉が送られてきて嬉しかったですね。 続きを読む |
* 「ああ、いかにわたしが叫んだとて、いかなる天使が/はるかなる高見からそれを聞こうぞ?」というのが「ドゥイノの悲歌」の冒頭(手塚富雄訳)。でも、前回、わたしはそれを主客転倒、天使が叫んでいるようにしました。それが、わたしのポジションかな。 続きを読む |
* 新年になって1週間。世界の混乱は一層激化しています。日本の緊急事態宣言の再発出もそうですが、香港・中国の事態、さらにはアメリカ合衆国の事態、等々、世界じゅうでますます混乱が深まり、絶望が蔓延する事態、どうなっていくのだろう、と暗い気持ちになります。 続きを読む |
頌春。 みなさまのひとりひとりに、あなただけの未知なるセレブレーションが訪れる年となりますように! |
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