破急風光帖

 

★  日日行行(684)

2024.12.25

* 昨日は、駒場の1、2年生の講義に参入。組織工学の先生方の「脳をつくる」、「人工皮膚をつくる」工学の最先端の研究の紹介。スリリングな展開。わたしも即興で、ある意味で人間をつくろうとしているこの工学的知にどう立ち向かうのか、それこそが未来の知の課題だと過激なアジテーション。わたしとしては、東大の学生には全員、この工学の地平を感覚させたいですけどね・・・

 で、クリスマス・イヴの一夜があけて、今朝は、とうとう懸案のわが師・リオタールの晩年の著作『署名マルロー』について書きはじめました。論文ではなく、あくまでもエッセイ。ずっと残っていたリオタール先生への「借り」を返しておこう、という感覚です。どうなることやら・・・
 


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