破急風光帖

 

★  日日行行(674)

2024.09.22

* 万一、前回ブログを読んで心配なさってくれている人がいるかもしれませんので、ご報告しておきますが、昨日の「認知症検査」、一応、基準点36点を超えていたようで問題はありませんでした。視力検査で、夜間視力が悪いことがわかりましたが、これは、緑内障とかいろいろ抱えていますので仕方ありませんね。(運転免許はまだ返納しないということです。山小屋に行けなくなって仕舞いますし・・・)

 ずっとリオタール先生の本を読んでいますが、まだ200頁、あと150頁です。
 それとは別に最近読んでいる、というより読み返しているのが、ジャン=クロード・カリエールのLa Valée du Néant (無の谷)ですね、2018年の刊行、これも300頁以上ですが、こちらはすらすらと読めます。「死」についての本なのですが、そのシンプルな文体がいいですね、これも「死」をめぐるエッセイで人生最後の本という趣きなのですが、やはりわたしは、リオタール先生のように、他者の「生の書記」を書くことはできないし興味がないので、人生の最後になにか書くとすれば、こっちだなあ、と思いながら寝る前に読みかえしています。なにしろ、カリエールは、わたしに(本を通してですが)「マハーバーラタ」の奥義を教えてくれた人なので・・・


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