破急風光帖

 

★  日日行行(656)

2024.04.28

* 今月はいちども本ブログを書いていませんでした。
  この数日は、いまはやりの咳がつづく風邪でしたが、発熱はなく、なんとか仕事もこなしていたので、体調のせいではないのですが、いつのまに一月が経過という次第でした。

 今月を振り返ると、いろいろな人と会う機会が多かったですね。明日の予定も含めれば、この4月計10回の会食です。ベルリンから来た友人とか、昔の教え子とか、東大の藤井総長もいらした夕食会とか、もちろん先日、駒場の生協書籍部での「知の技法」30周年イベントの後の会食とか・・・いろいろな会がありました。そして、その逆で、八ヶ岳の山小屋にひとりさみしく計7泊していたりもするので・・・交流と孤独と・・・行ったり来たり。
 でも、その「知の技法」の時代を振り返ったことも関係しているのか、東大のEMPというプログラムで毎期、二回にわたってやらせていただいている哲学講義を準備していると、自分自身の「知の軌跡」みたいなものを多少、俯瞰するようになる。ある意味では、カオス的にてんでんばらばらでもあるが、同時にずっと一貫しているようでもある、まとまりのないわが「知の道行き」・・・次から少し書いてみようかな? 


↑ページの先頭へ