破急風光帖

 

★  日日行行(644)

2023.12.31

* 大晦日です。東京は暖かで明るい陽射しが降りてきていましたが、この1年がどのような未来へとつながっていくのか、なにか苦しい思いは免れませんね。おせち料理のための買い出しをしながら都会の雑踏を歩いていると、みなさん、買物の大きな袋をかかえた親子連れだったり、なにか「それぞれの幸せ」みたいなものが溢れているのですが、こういう世界と正反対の境遇に落されている多くの人々のこともやはり思ったりします。人類はどういう方向に向かっているのか?考えないわけにはいきません。

 ちょうど1年前はこのブログで「声/泪 十選」などというのをやっていて、大晦日には中島みゆきの歌を取り上げていました。なぜか年末はわたしにとっては「歌」なのです。
 この連載の冒頭は、美空ひばりの「川の流れのように」だったのですが、そんなことすっかり忘れているのに、今日の午後、多摩川の河原の歩道を赤く染まった夕空を長めながら歩いていて、頭に流れてきたのは、やっぱりこの歌でした。
 「知らず知らず歩いていた 細く長いこの道・・・」だったか。そう思います。ほんとうに「地図もない」道を歩いてきた感覚がありますね。でこぼこ道。いや、結構、危なかったと思いますけどね・・・なんとか、ここまで歩いてこれました。感謝です。誰に?・・・おかしなことに、まずは「わたしに」かな? おかしいですよね?でも、そんな感じです。わたし自身にMerci! .......

みなさま、よいお年をお迎えになりますように・・・・


↑ページの先頭へ