破急風光帖

 

★  日日行行(643)

2023.12.28

* 週刊「読書人」の明日12月29日/1月5日合併号が届きました。その5面8面に、わたしが登場しています。

 なんと「小林康夫さんが新書を買う」というタイトル。先日、神田神保町の東京堂書店で新書を16冊買ったのです。
 わたしは1冊買うのだと思っていて、編集者の方と書店に行ったのですが、なんと十数冊選んで買うのだと!!びっくり。で、考えた末に、もちろんわたしがよく知っている著者の方々の新書もたくさんあるのですが、自分に近いものはむしろ禁じることにして、「世界秩序の大きな変換期」にどう立ち向かうかを「学ぶ」ための本を手にしてみるという方向で選書しました。
 もちろん、最後にはそれだけではなく、わたしと遠いもの、わたしの思い出を喚起するものなども若干しのばせてみましたが。
 わたしが書いた新書は、筑摩プリマーの「若い人のための10冊の本」と妻と共著ということになっている「日本語の森を歩いて」(講談社現代新書)だけなのですが、またなにか書きたくなりましたね。


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