破急風光帖

 

★  日日行行(638)

2023.11.22

* am playing, so I ーーへんな英語ですよね? これを、大学の教室で、黒板に書いたりしました。

 昨日、ふたたび「読書人カレッジ」の企画で、今度は、昨年に続いてなのですが、昭和女子大学の井原奉明先生の哲学の授業に乱入しました。昨年は、「フィロゾファーが、突然、空から降ってくる」というタイトルで、生身の〈フィロゾファー〉なるものをplayしてみたのですが、今年は、井原先生とウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」などをめぐっての対話のあと、拙著『存在とは何か』をめぐって話をさせてもらいました。
 そのとき、数日前に浮かびあがったフレーズだったのですが、デカルトのあのcogito ergo sumに対抗して、わたしならいま、どう言うか、ということを考えていたら、なぜか、英語であの奇妙なフレーズが浮かんだということです。なんで英語なんでしょう?このニュアンスはフランス語ではなかなか言えないのですね、日本語でもちょっと・・・というわけでした。
 


↑ページの先頭へ