まず、朝、日比谷公園を一周してから、TOHOシネマズへ。東京国際映画祭のコンペティション部門の映画「わたくしどもは。」（富名哲也監督）を観ました。プロデューサーの畠中美奈さんが招いてくださったので。佐渡が舞台の美しい映画でしたが、内容が、わたしの哲学的思考にもかかわる世界でいろいろ考えさせられました。監督・プロデューサーのお話しも聴いて、すぐに六本木へ。そこではまず、ShugoArtsで小林正人さんの展覧会を観て、グランドハイアットへ。そこで行われた２０２３年度グッドデザイン賞の受賞式へ。じつは、わたし、この日本デザイン振興会の評議員をここ数年やらせてもらっているので。大賞へのファイナリスト５名のプレゼンテーションを興味深くうかがいました。しかし、結果が出る前に、こちらは六本木のカフェで、来週の東大EMPの講義のモデレーターをしてくださる方と講義の進め方の打ち合わせ会へ。それをこなしたあとは、今度はミッドタウンに行って、その２１−２１DESIGN SIGHT（その理事もやっているんですが）の「Material, or」展を観てきました。とてもいい展覧会です、マテリアル／物質と人間がどうかかわってきたか、その関係性がアートとして花開くという感じですね。横で開かれている吉岡徳仁さんの展覧会ももちろんのぞいてきました。
　こういう動き方がじつはYasuo流なんですね・・・それが少し戻ったような１日でした。