破急風光帖

 

★  日日行行(617)

2023.05.23

* 続いて、もうひとつ今週のイベントのご案内です。
 5月25日(木)19時、赤阪のゲーテ・インスティトゥート東京1階ホールで、ブルガリアのわが友ボヤン・マンチェフのレクチャー「土方巽とその分身」が行われます。そのレクチャーのあとに、星野太さんとわたしが登壇して、三人で「終焉の終焉、あるいは芸術の未来」THE END OF THE ENDS,OR THE FUTURE OF ARTが行われます。

 ボヤンはこの日曜に来日。昨夜はふたりで食事しながらいろいろ話をしました。かれとは、おたがいの哲学的思考の基盤が共有できることを感じる数少ない、ほんとうの「哲学の友」です。ひさしぶりの対話、とても充実していました。

 じつは昨日、その前に国立劇場で文楽公演「菅原伝授手習鑑」第一部を観たりしていたのですが。
そのついでに言えば、これは非公開ですが、明日は、駒場にある東大の生産技術研究所の研究会に出席。さらに木曜夜のボヤンさん、星野さんとの三者対話の前には、多摩美術大学で特別講義をすることになっています。というわけで、クルクル状態なんですね。

 でも、こういうの好きです。人生、ずっとこうやって来た感じがしますね。行き当たりばったり、あっちにふらふら、こっちにふらふら・・・without any end・・・ただ野原を彷徨うのですが、最近は、その野原にもWi-Fiが入っていたりして・・・(深い溜め息・・・)・・・・肉体はどこに行ってしまったのか?


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