破急風光帖

 

★  日日行行(569)

2022.09.29

* もうひとつ、こちらは明るいトピックを。
  前々回、「草茫茫」と書きました。ほんとうに茫然とするような状態だったのですが、今日は、きれいになって「庭」らしくなりました。

 実は一昨日、わたしのお気に入りの散歩路を歩いていたら、後ろから「センセイ!」と声がかかる。その素晴らしい散歩路を教えてくれた庭師の山ちゃんとケイコさんが赤い車から降りてきて、わたしの後姿でわかった、と。そのときわたしはつい「草茫茫」と言ったらしく、翌朝、ふと外を見るとトラックが止まっていて山ちゃんがおりてくる。そして、雑草に埋もれている薔薇の株などを大事に残して「茫茫」を刈り取るという微妙な作業をやってくれたのです。もちろん、こちらも外に出て多少の手伝いはするのだけど・・・こういうことに関してはまるっきり落第生なので・・・そしてその夜は、ケイコさんもいっしょに三人で近くのアイリッシュ・パブに行くというすてきな展開。山に友あり。ありがたいことです。
(今日の午後、もう一度、秋の空を眺めながらその同じ散歩路を歩いたあとで、夕方、川崎の自宅に戻りました。)


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