破急風光帖

 

★  日日行行(540)

2022.03.26

* 駅の近くの桜並木が昨夜は満開でした。しかもひとつもまだ花びらが地面に散っていない。この満開の風情は一瞬ですが、なにか特別な静けさがありますね。今朝は強風ですから、もうPINKが散っていくでしょうけれど、FORGET ANY PINK! と京都のシンポジウムで叫んでいた自分を思い出します。

 昨日が、ミケル・バルセロ展の最終日。結局、わたしもまた夕方にオペラシティに行って、ミケルたちに会うことになりました。展覧会場は盛況。多くの若い人たちが来てくれていました。わたしも書いているカタログも完売とか。そういう盛り上がりを、本人とともに、確認できたのはよかったです。で、どうしたわけか、そのあと、わたしは自分の車でミケルとタマルを大手町のかれらのホテルにまで送っていくはめになりました。結局、今回、3度会ったことになります。コロナ禍による封印が解かれたような気持ちになりました。
 今日は、午後、女性科学者の会で、短いトークをすることになっています。それに続いて、NHK・Cool Japanの収録(テーマは「俳句」だそうです)。今日で、わたしの「春の嵐」も一区切りかな。


↑ページの先頭へ