破急風光帖

 

★  日日行行(537)

2022.03.23

* ついにミケル・バルセロが来日しました!

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月曜の深夜に到着。昨日、休館日のオペラシティ・ギャラリーで、3年ぶりかな? 再会しました。いつものように肩を抱き合って。そして彼とともに、展覧会を観て歩きました。となれば、わたしのブリーチのポートレートの前では、画家と絵画と題材である私が並ぶという奇跡的ショットを撮らないわけにはいきませんでしたね。とても稀な「時」でしたから。
 そのあとは、メトロで東京を横断して、ミケルをわたしに出会わせてくれた、国際写真展「京都グラフィ」の主宰者である、旧友のルシール・レイボーズさんらと江戸風味の「あんこう鍋」を食しました。大阪からはじまったこのミケル・バルセロ展。大阪の記者会見の席に招かれて行ってミケルについて語ったのが、ちょうど一年前だったと思います。長崎、三重とまわって、最後の東京の展覧会の会期が、今日を入れてあと3日というぎりぎりのタイミングでミケルが来てくれて、ほんとうによかった!ほっとしました。
 ひとつのストーリーが完結したかな? 『ミケル・バルセロの世界』(未来社)を書いたことの意味がようやく形になったかな?
 ミケルに、今年は、6月頃パリに行きたいなあ、と語ったら、その頃のマヨルカの海はいいぞ! 泊めてあげるからおいで!だって!・・・・行きたいですねえ、10年前のマヨルカ島のあの1泊、忘れられない思い出ですから・・・あのエレガントな野生!・・・あらたな「夢」がはじまるかな?
 


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