破急風光帖

 

★  日日行行(523)

2022.01.04

* 初夢ではないのですが、今朝の夢は不思議とよく覚えていました(いつもすぐ忘れてしまいます)。

 どこか、遠い国、イエルサレムみたいな感じのどこか宗教的な街の民宿的なホテルのホールに朝、降りていくとあまり人もいないのだけど、地元のおばさん(オーナーかな?)がいて、彼女と話をしたのですが、なぜか、ミッシェル・フーコーが死ぬ前に近くの場所にきて、そこで「糸ー蚊」に刺されたのだ、と言うのです。わたしがびっくりして、Foucault, he has been for me a very very important philosopher...としどろもどろの英語で答えるのですが、そのときphilosopherじゃないんだけど、なんて言っていいかわからないからこう言っておこうと意識しているのです。で、気がつくとホールはいっぱいの人が朝食を食べている、ぼく、なにを食べるんだろう・・・というところで目が覚めました。
 すみません、新春そうそう無意味な夢物語でした。(でも、「糸ー蚊」って何でしょうね?)

 もう少し趣きのある夢をみたっていいのでは?と思いますが、いつも駅のまわりで道に迷っていたり、講演会に遅れちゃうと焦っているとか、そんなセワシイ夢ばかり。ロマンのかけらもありません。殺風景なわが無意識です。72年も生きてきて、無意識も枯れ果てて「荒野」ですね。


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