破急風光帖

 

★  日日行行(507)

2021.10.28

* 帰国後、はや6日目です。身体もだいぶ日本の時間に慣れてきました。しかし、この自宅待機措置のばかばかしさ、うんざりですね。

 なにしろフランス出発前に(72時間前以内)にPCR検査を受けて書類をつくってもらって(もちろん費用は自費です。44ユーロだったか!)、さらに成田到着時に、30分もまたされて唾液による抗原検査を受けて、当然、どちらも陰性。そこから(公共交通利用不可というので)高いハイヤー費用を払って自宅に直行して、あとは自宅待機。毎日、2度ほど所在確認のスマホ操作をし、1回、ヴィデオで自分の顔を30秒送るように命令される。相手は当然、AI. 電波が乱れて表示所在が少しずれると(自宅にいるにもかかわらず)「待機場所に戻れ!」と命令が来る。ばかばかしい。しかも、2週間の待機を10日に縮めるために、10日目にPCR検査を自費で受けて解除もできるようだけど、その費用が、(わずか四日の短縮のために)3万3千円とか!!フランスで44ユーロ、日本で3万3千円!どんな医者がこうやって暴利をむさぼっているのか!あの検査がそんなに高くつくわけないじゃないか。だって鼻のなかに綿を差し込むだけですよ。30秒もかからない。あるいは、唾液を少しためるだけ。それを政府は規制しないのか!ゆるしがたいですね。
 と、わたしにしては、めずらしく、このブログで吼えてみました。
 原稿を書いたり、届いたゲラの校正をしたり、フランスで買った本を読んだり・・・自宅待機の静かな時間を有効につかってはいるのですが・・・・
 
 


↑ページの先頭へ