破急風光帖

 

★  日日行行(436)

2021.03.30

* 昨夜のベートーヴェン「運命」、すばらしい演奏でした。相馬子どもオーケストラが主体ですから、高校生以下の子どもたちがメインのオケなのですが、木許裕介さんの指揮のもと、とてもすてきな響きを奏でてくれました。いや、やはりこの交響曲はクラシック音楽を聴くことの原点のひとつだったなあ、と(6歳の少年といっしょに聴いているせいもあるけれど)、運命=人生というもののダイナミズムの波に身をひたしているような感覚がありましたね。

 このコンサートのプログラムのなかに1枚のフライヤーが挟まれていて、その裏面には、なんとわたしの文章がのっています。「いま、夜が明ける!」というタイトルのこの9月に紀尾井ホールで行われることが決まっているコンサートですが、そのタイトルというか、コンセプトを考えたのが一応、わたしということになっています。指揮は、やはり木許裕介さん。オケは、東京ニューシティ管弦楽団です。ゲストに、ウィーンの歌姫の(わたしも存じ上げている)田中彩子さんも登場します。9月24日(金)です。
 これは、最初は、「わたしへのオマージュ」として構想されたコンサートだったのですが、いくらなんでも「オマージュ」を受けるほどのことはしていないので、むしろいっしょに「つくっていく」仲間に入れてもらいました。プログラム等の詳細は、また改めてアップさせていただきます。
 というわけで、木許さんとともにコンサートをつくるという思いがけない楽しみをいただいています。これも「運命」かな?
 で、今夜は、五反田の東京デザインセンターの「桜の宵2021」に「出演」します。Youtube 配信のです。(情報は以下のとおり)。

 第一部【桜の宵2021】
日本時間:2021年3月30日(火)午後6時半~7時半
桜の夜景とトーク・ダンス - YouTube
https://youtu.be/Y6P9kNfgyZs
※放送内容(出演順)
★ゲストスピーカーによるトーク
小林 康夫さま
哲学者。東京大学名誉教授。『知の技法』の編者としても有名、NHK番組「ジャパンブランド」のコメンテーターも務められました。 東京デザインセンターとは、学生卒業制作展TDC賞選考委員長、ロレアル連続ワークショップのモデレーターとして長いお付き合いです。
陣内 秀信さま
建築史家。法政大学特任教授。江戸・東京が水の都であったことを論じた『東京の空間人類学』でサントリー学芸賞を受賞。 また「ブラタモリ」や「世界遺産イタリア縦断1200キロ」(NHK)などテレビ番組に、アカデミックな解説者としてよく出演されています。
桂 米助 師匠
落語家でタレント。『突撃!隣の晩ごはん』ではリポーターとして全国各地の家庭を訪問するなど、テレビでも広く活躍。4代目桂米丸の直弟子で、野球に対する造詣が深く、出囃子は『球場へ連れてってヨ』です。
★フープダンサーAYUMI公演
東大卒のフラフープダンサーAYUMIが、格闘家として鍛錬された身体を駆使し、最新のテクニックによるハイレベルなパフォーマンスをご覧にいれます。
桜の宴2017 fire & LED hooping by Hooper AYUMI


↑ページの先頭へ