★ 日日行行(397)
* 10月10日からですから半月も間があいてしまいました。特に不調だったわけではなく、むしろ結構忙しく、いろいろな仕事(遠隔面接審査、TV収録、本郷でのEMP講義など)をこなした半月だったのですが、このブログへ(文字通りですが)「アップ」する感覚が湧いてこなかったんですね。
でも、急速に秋も深まります。そろそろ、わが心よ、ふたたび通信再開だ!と言い聞かせてみますか。ほんとうはこの半月のあいだにいろいろなことが通りすぎて行ったのですが、そのなかでおもしろそうなことをひとつ取り上げるなら、映画かな。
先週、突然に映画を観ようと。このまま老いていってはいけない。だからいまこの時代の世界へと心の窓をあけておかなければならない。もちろん、本を読むのも大事だが、最近は少し眼も衰えてきているし、それなら映画がいいのではないか!と思ったのですね。
で、急に映画を観に行った。その日に上映している作品から適当に選ぶのですが、わたしはやはり外国の風景が見たいんですね。で、イタリア映画の「マーティン・エデン」(ピエトロ・マルチェッロ監督)、ジャック・ロンドンの小説をナポリに持っていった、という荒技。無理もあるのですが、十分楽しめました。で、これから毎週1本の割りで映画見たらどうだろうと夢想しました。若いとき映画好きで毎週のように新宿で映画見てましたし、あの時代にもう一度帰ろうかなあ、みたいな・・・(そうそう、わたしは映画館で見るのでなければいやなのです。自宅ではほぼ絶対に見ません。あの大きなスクリーンに呑み込まれて、はじめてシネマトグラフィックです。)
次はリメイク版の「天井桟敷の人々」にしようかな?
なお、先日、星野太さんと行ったPhilosophical Dialogueの第2回を、今度は若き哲学者、近内悠太さんと11月2日に行います。詳細は、以下をごらんください。(すみません、一回目は無料でしたが、今回は若干の参加費をいただきます)。
https://www.academyhills.com/seminar/detail/20201102.html