破急風光帖

 

★  日日行行(379)

2020.07.11

* 今日は、東大EMPの「勉強会」で自宅からZoomを通してトークをしました。じつは夕方にも、これは対面で、ある場所でわたしのセミナーが予定されていたのですが、3日前に東京都の感染者の増加を踏まえて延期を決めました。まさに「日常非常」です。それが、今日のトーク、延期された対面ゼミの主題だったのですが。

 今日のトークでは、この「日常非常」の時代だからこそ、自分の存在そのものへの「態度」が重要だということを、拙著『存在のカタストロフィー』のヴァルター・ベンヤミンの書簡の引用、あるいは『日常非常、迷宮の時代1970-1995」のなかの、(今朝の発見でしたが)ウィリアム・フォーサイスの「理解しない」という言葉を通して考えようとしました。わたしにとっての「君自身の哲学」はやはり「存在への態度」ということに究極します。それは、ずっと変わらないわたしの軸だとあらためて今日も思いました。いろいろ発見があって、わたし自身は楽しめましたが、みなさんにはどうだったかなあ?

 インスタポエム、ちょっと途切れました。すみません。白紙を前にしていても、言葉が降りてこないときはあるので。また再開できたらいいのですが・・・・


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