破急風光帖

 

★  日日行行(347)

2020.05.07

* 出てきました!たしか半月ほど前の本ブログ(333)でリオタール先生の「老い」についてのテクストの話をしました。そして原文がみつからない、とも。その原文がみつかりました。が、驚いたことに先生の手書きでしたね。

 デリダについても同じように探している原文があります。なんとかれが篠山紀信撮影の大竹しのぶのヌード写真集に寄せたテクスト。わたしが訳しているのですが。この原文がいまのところまだ行方不明。
 もうひとつずっと探しているのが、ミシェル・フーコーの2回目の来日のとき、アテネ・フランセでわたしがかれに質問したときの写真があったはずなのだけど、これもみつかりません。
 でも、探していないものも見つかったりして。今日のもうひとつの発見は、1980年にわたしがジャン=リュック・ナンシーに宛てた手紙。政治的なものについての哲学センターに関する質問状でしたが。すっかり忘れていました。こんなことやってたんですねえ、と我ながら感心します。

 で、話がとびますが、今夜の満月はすばらしかったですね。山の端からとてつもなく巨大な月があがってくるのを、ちょうどその方向に(車の数も少ない)高速道路を疾走していたのでずっと見てました。一度は黒雲に隠されて、また出てくるところあたりはドラマティックでした。感動したので、夜、食後に散歩に出て月光を浴びましたが、そのときはもう普通の満月でしたね。
 
 


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