破急風光帖

 

★  日日行行(338)

2020.04.28

* 結局、長期にわたる、この異様な蟄居生活をやりくりするには、リズムしかありません。自分で毎日の生活をリズム化するしかない。つまり身体をベースに生活をオーガナイズするしかありません。

 この一月、わりと規則ただしい生活を送ってます。これまでの人生でなかったようなテンポです。就寝は前からシンデレラ・ルールで馬車がかぼちゃに変わってしまう前に寝るようにしているのですが、それで起床が7時少しすぎ。食事は8時、12時、19時半。午後に1時間程度の散歩と買物。危機の時代なので、ニュースはきちんと追わなければならない。あとは日課のいくつかのエクササイズを組み込んで、合間に片付け、執筆、読書。それであっと言うまに1日が終わります。1日家にいるほうがはるかに時間が速く進むような感じがします。この4月、歯医者さんに1回行ったのと、(立派に失業者になったので、生まれてはじめてですが)ハローワークに2回行ったのをのぞけば、どこにも出かけませんでした。8割削減どころか、95パーセント削減ですね。でも、ちょうど人生の転換期なので、自分を見つめ直すにはいい機会なのかもしれません。この生活リズムがずっと続いて行くのでしょうか。パリの夏の光を見に行くつもりだったんですけどねえ・・・・


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