破急風光帖

 

★  日日行行(307)

2020.03.14

* 「わたしの精神は、わたしの魂の夢想である」
(Stephen Jourdain, La bienheureuse solitude de l'âme,éd. ACCARIS 2003)

 今日は午後、先週末に引き続いてNHKのTV番組「クール・ジャパン」の収録でした。お題は「定食」。いつものように楽しく。でも、霙のなか自分の車を運転してNHKに行ったりしているので、多少の疲れも。というので、夜は、手もとに置いてある昔読んだ本をぱらぱらとめくっているだけ。このJourdain という人はわが国ではほとんど知っている人はいないと思いますが、わたしの秘密の参考文献のひとつですね。どういう人か、いまは説明はしませんが。
 この本も、2016年7月12日に「再読」した、とわたし自身の書き込みがあります。そのとき気になった箇所には赤い線が引いてありました。それを、拾い読みしているだけ。
 かれは、コルシカ島に住んでいた(民宿みたいなことをやっていたはず)ので、わたしもそこに行ってみたいと思っているのですが、まだ実現していません。

 いずれにしても、今月はいろいろな会が中止になって、仕事としては、あと駒場の博士論文審査だけかな。青学の研究室の片付けも今週ひとつの山を越えましたし。
 だが、このタイミングで、世界のカオス化がこんなふうに思いがけない仕方でひろがるとは・・・複雑な思いです。2月、わたしがいたときのパリといまのパリは大きく変わってしまったようですし。


↑ページの先頭へ