破急風光帖

 

★  日日行行(252)

2019.07.24

* 少し遅れてしまいましたが、先週7月18日の夜は、日暮里のd-倉庫に、山田せつ子さんのダンスを観に行きました。すごかったです。

 韓国民俗芸能の「サムルノリ」の打楽器群の激しいリズムにのって、まさにシャーマニズムの原点のようなカラダの動き。前半は、静かな「声」と「ことば」への応答だったものが、うって変わって、激動。大地からわき上がる「うねり」にカラダが共鳴共振し、ついには、他のものになるみたいな。圧倒的でした。

 もうすぐ梅雨があけて、激しい夏が来るのでしょうか。待ち遠しいです。
今日が今学期最後の授業。今週末に論文発表会があって、夏へ。
 今年は、8月後半に、家族旅行でフランスに行くことになっていますので、その前の半月で、なんとか遅れている仕事にけりをつけなければ・・・・

 いま、心に重くのしかかるのは、青学の研究室に残っている本をどう処分するのか、ですね。テーマによっては、若い研究者がほんとうに研究してくれるなら、セットで永久貸し出ししますけどねえ。
 ともかく「店じまい」の時が迫ってきています。膨大な書類の処分もあるし。でも、まだ立ち止まることはゆるされませんね。前へ。どこへとも知らず、しかし前へ、断固として。


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