破急風光帖

 

★  日日行行(232)

2019.03.05

* 帰国後、はや1週間近く。東京の日常の激しさに巻き込まれ、ブログを書く余裕もなし。

 前回予告したUTCPの書評会、多くの方に来ていただき、貴重なコメントをいただき、その後には、昔よくやったようにUTCPオフィスでの懇親会。楽しかったですね。ありがとうございました。
 月が変わって翌日、まず92歳の母親の顔を見に行き、夜は、本郷のEMPオフィスで来学期のゼミの打ち合わせ。土曜は、朝がそのEMPで毎度ながら数学者、医学者、経済学者、物理学者との綜合討論、昼も食べずに青山学院のシンポジウムに駆けつけてパネルのモデレーター、終った直後にタクシーにとびのってNHKへ直行し、これも毎度ながら「クールジャパン」の収録。3本のイベントが連続した土曜でした。なんとかこなしましたけど、今年の春も激しい。3日は雛祭りということで、一応、孫たちの相手をし、翌4日は、音楽家/音響アーティストの小野誠彦さんのスタジオを訪れて、「音」のリアル/イリュージョンの実験に立ち会わせていただき、今日は、「難民を助ける会」の会長の柳瀬さんと日本Rolexの会長のブルース・R・ベイリーさんと皇居を一望するレストランで昼食をとりながら、ヴィトゲンシュタイン。白隠禅師、ゲーリー・スナイダーらのお話をじっくりと。やはり東京でも、不思議な出会いが続きます。でも、その合間に、「未来』連載の原稿はまったなしで、頭の一部では、そのことを考えている。これも1980年代後半の文化をどの軸で切るか、いろいろ迷いもあって悩みます。それに、毎年ながらの確定申告の事務もまったなし。やれやれ、ですが、毎日のようにブログを書いていたのが、ぴたっと止まりましたので、ご心配なきように、近況報告でした。


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