破急風光帖

 

★  日日行行(205)

2019.01.07

* 頌春
  明るい空のお正月でしたけれど、さて、2019年という年はどういう年になるのでしょう?もちろん、世界情勢、日本の社会のあり方について思うこともありますが、同時に、わたし自身の生についてもそう思いますね。なにかが来るのか、来ないのか。ポジティブなことであれ、ネガティブなことであれ、到来するものへの不安であり、期待であり、いや、そのどちらでもない、奇妙なAttente(期待と訳されますけど)、ただ待つこと。

  忘却なく「待つ」。待機でもなく。ただ待つ。そんな感じでしょうかね。年が明けて、ここまでのわたしの心の方向みたいなものは。
  でも、そうは言っても、やるべきことは山積み。今月は、「京都フォーラム」での発表もあり、東文研での発表もある。京都の大学から夏に頼まれた原稿もありました。今年も元旦からのんびりと少しずつですが、原稿を書いていたりしました。でも、間に合うのかしら?

  昨年も同じような状態でしたが、そう言えば、昨年は三が日あけに、ほとんど死にかかったのでした。あまり多くの人には言ってませんが、アスピリンのアレルギー発作を夜中に起こしたのでした。さいわい救急車を呼ぶところにまでは行かずに、水でおさまったのですが、喉がつまり、息ができず、苦しかったですね。いっときは、ほんとうにヤバイと思いました。自己流の処方で、微量ですが、アスピリンを連続服用していたのがいけなかったのです。昔は、睡眠薬がわりに使っていたこともあったので、アレルギーの限界値にまで達してしまっていたということ。もちろん、その後専門医にもかかってますので、ご心配なく。

 そういうことを思い出すと、まあ、ともかく生きて仕事ができる、わたしの場合は原稿が書けるというのはありがたい。このチャンスなきチャンスをなんとか、うまく活かしたいですね。ともかく、1歩だけでも先に行こうとしなければならない。どんな先なのか、まるでわかっていないのですけれど。その姿勢だけは今年もkeepしたいと思っています。

 
 
  
 
 


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