破急風光帖

 

★  日日行行(196)

2018.11.24

* 昨夜、パリに戻ってきました。冷たい雨が降って寒いです。

 ビオットでは、その後、翌日には、アンティーブの港の散歩道をぶらぶら歩いたり、また、この2月にもすでに一度体験しているのですが、コンピュータによる量子医学の診断を受けたり、その夜には、ケイコさんミッシェルさんと3人でシンポジウムの総括をしながら、南仏料理を楽しみました。わたしのホテルは、ホテルという以上に南仏料理のレストランなので、アーティチョーク、ズッキニ、パプリカなどおいしいお皿がたくさん。野菜がいっぱいなのがいいですね。とても家族的な雰囲気。

 昨日はニース空港の前にある丹下建三設計のアジア美術館にも行きました。すてきな建物でしたね。ちょっと感動しました。なんどもこの地方に来ているのにはじめて訪問したのでしたが。

 今日は、ポンビドゥーセンターの安藤忠雄展を観に行ってみるつもりです。ほかにも何人かの人に会わなければなりません。でも同時に、次の原稿にとりかからないと。そのためにビオットでは、本を読んでもいたので。

 こちらでは、「黄色いチョッキ」という自然発生的な政治運動が盛り上がりをみせていて、今日はシャンゼリゼが封鎖されるとか。さあ、どうなるのでしょう。68年の「パリの5月」ならぬ18年の「パリの11月」になるのでしょうか。高速道路は混乱が予想されていますので、帰国が今日でなくてよかった(月曜深夜の帰国便です)。


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