破急風光帖

 

★   日日行行 (133)

2018.02.07

* 冬の裸木の枝のからまりのなかに、ただ一輪、白が咲き開いていました。

 今日というより、すでに昨日の夕方、駒場の東南の梅林。赤々と夕陽が射し込む澄んだ空気のなか、よく見ると、早くも、わずか一論だけ、すがすがしく白梅の小さな花がひっそりと揺れていた。「時」はこのように訪れるものだなあ、としばし見上げておりました。
 今日、パリへと飛ぶ予定ですが、航空会社からのメールでは、パリの雪のせいで、どうやら出発時刻が遅れるようです。

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