破急風光帖

 

★   日日行行 (100)

2017.06.29

* 6月も終りですね。前回、駒場の空間に身体を解き放ちたいと書きましたが、その日、わずか20分くらいではあるけれど、外の大きな樹を見ながら、グレン・グールドのブラームスのバラード2曲半を、ゆっくりダンスできたのはひさしぶりで楽しかったですね。なんとかの冷や水なのでしょうけれど。

 7月は、2日の日曜には、前橋へ。表象文化論学会の荒川修作をめぐるパネルでコメンテーターをつとめることになっています。学会の理事なのですが、前日の理事会には出席できず(NHKの収録のせいですが)。あまり役に立たない理事で申し訳なく思っています。
 その2週間後、7月15日(土)は、京都へ。京都工芸繊維大学で行われる国際シンポジウム「批判力のあるキュレーション」に参加します。昨日、主催者の三木先生と打ち合わせをしていて、わたし自身が行ったキュレーションのことも語って欲しいということになりました。たしかにセゾン現代美術館で3回、駒場博物館で2回(?)、キュレーションを行っていますね。とくに、セゾン現代美術館の2012年の「ブルー・カタストロフィー」は、ある意味では、わたし自身の「無心伽藍」であったわけで、そのことを少し語ることができるのはすてきなことかもしれません。まちがいなく、わたしらしい!キュレーションであったと思いますから。
 今回のシンポジウムには、川俣正さんや、日比野克彦さんらも登壇します。どういう展開になるのか楽しみです。


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