破急風光帖

 

★ 日日行行 (16)

2016.01.16

★ 先週の9日(土)が今学期のIHSの授業の最終回でした。山田せつ子さんにお願いしているダンスの授業です。

 今学期、わたしはほかの用事と重なって、出席できないこともあったので、その思いが爆発した、というわけでもないが、たまたま清水靖章さんのゴルドベルクのCDを選んだのがきっかけだったのかもしれないけれど、研究員の柴田さんとのコンビで久しぶりに、(せつ子先生の評を借りれば)「愚直に」踊りました。不思議な時間ではありました。途中、教室の窓から見える木々の向こうに落ちて行く太陽があって、その光線に向かってダンスしてみたそのモーメントがいちばん、おもしろかったかな。なにか、そう、愚者としての、自分自身であった。駒場という「庭」で、こういうムーヴメントができることはしあわせですね。

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