破急風光帖

 

★ ご案内

2015.10.09

★ 昨日が初日でした。10月12日まで、高円寺の「座・高円寺」で、わたしの最終講義のあとで、いっしょに踊ってくださった舞踏家の工藤丈輝さんの舞踏「敗北の傘 2015」を上演しています。わたしも「協賛者」ということになっておりますので、みなさまに、ぜひご覧になりに来ていただきたくご案内をいたします(http://za-koenji.jp/home/)

 これは、工藤さんと若林さんの二人の舞踏家による舞台。といっても舞台そのものは平土間で、その広い空間に客席が三列、輪を画くように置かれています。その空間を縦横無尽、二つの対照的な肉体、そう、サブタイトルにあるように「ヒトでなし」の肉体が、激しい「生命のかたち」を踊るという舞踏。最後に、舞台上方から、大きな「敗北の傘」が降りてくるのですが、さあ、その降下をどう見るか、観客のほうもイマジネーションを働かせないといけません。
 昨晩の初日を観たわたしには、地上という条件のもとでの生命の本質的なあり方についての、(これもサブタイトルにあるように)「形而上学」と読めましたが、もう一度観るとちがってくるかもしれません。この週末に、もう一度、行こうかな。

★ IHSプログラムの枠で、山田せつ子さんと行っているダンスの授業も先週が初回でした。わたしもまたふたたび、おずおずと、不器用な身体を踊らせてみようかな。わたしのように、65歳を超えて老年に突入している人間には、ダンスというのは、若い人たちとは、まったく違った意味をもつ。わからないだろうな。生きることの究極は、ダンスにしかないのですけどね。ああ、ダンスする哲学を演じてみたい、それがわたしの老年の希望(本気ですよ)。
 
 とまれ、ひとりでも多くの方が、座・高円寺に足を運んでくださいますように。

IMG_1843.JPG


↑ページの先頭へ