Title: | 第6回こまば脳カフェ 「哲学 × 脳科学」終了しました |
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Date: | 2009年12月22日(火)18:00-20:00 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス生協食堂3階ラウンジ [地図] |
今回のテーマ
今回は、哲学が専門の二人のゲストをお招きし、脳を専門にする学生が指定討論者とファシリテーターを務めます。脳科学は暴走するのか?主体性とはなんなのか?等の話題提供をお二人からしていただき、言語の脳科学を専門とする指定討論者からの質疑を経て、オーディエンスを交えての談話・議論に移ります。「哲学 x 脳科学」の「x」は融合や協力を意味するのか?それとも「vs」でしかあり得ないのか。衝突スレスレの摩擦の間に垣間見える、今後の学問や社会にとっての脳科学と哲学のあるべき関係や可能性を探ります。
ゲスト
河野哲也さん
立教大学文学部教育学科 教授
著書
『暴走する脳科学 ― 哲学・倫理学からの批判的検討』(光文社新書)
『〈心〉はからだの外にある ―「エコロジカルな私」の哲学』(NHKブックス)
戸田山和久さん
名古屋大学大学院情報科学研究科 教授
著書
『知識の哲学』(産業図書)
『科学哲学の冒険 ― サイエンスの目的と方法をさぐる』(NHKブックス)
指定討論者
飯島和樹さん
東京大学大学院 総合文化研究科
広域科学専攻 酒井邦嘉研究室 博士課程
関連文献
酒井邦嘉 著『言語の脳科学―脳はどのようにことばを生みだすか』(中公新書)
Iijima, K., Fukui, N. & Sakai, K. L. NeuroImage 44, 1387-1396 (2009). ⇒ 酒井研のホームページからどうぞ
ファシリテーター
菅野康太さん
東京大学大学院 理学系研究科 生物科学専攻
石浦章一研究室 博士課程 (第1回こまば脳カフェ・スピーカー)
言語: 日本語
入場無料・事前登録不要
「脳カフェ」とは?
今日、「脳」に対する社会の関心はますます増しています。一方、脳科学は発展途上にあり、複雑な脳の働きはまだまだ解明段階です。私たちは脳をどこまで理解することができるのでしょうか。また、脳科学に何を期待することができるのでしょうか。このたび、脳に関心を持つ人々が集い、自由に語り合うことのできる場を目指し、「脳カフェ」を開催いたします。定期的に開催し、尽きない話題を語っていく予定です。ぜひお気軽にご参加ください。
これまでの開催記録はこちらです→<こまば脳カフェ>
⇒【報告】
ポスターをダウンロード (PDF, 1.12MB)
主催:
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」
東京大学科学史・科学哲学研究室
共催:
東京大学脳神経倫理研究連携ユニット
連絡先:
東京大学こまば脳カフェ実行委員会
cafe@utcp.c.u-tokyo.ac.jp