Title: | ピエール・バイヤール連続セミナー「極限のエクリチュール」終了しました |
|||
Date: | 2008年10月14、22、28日 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム1 [地図] |
講演者:ピエール・バイヤール(パリ第8大学)
司会:小林康夫(UTCP)
使用言語:フランス語 入場無料、事前登録不要
主催:表象文化学科、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」
今回の三つの講演(「作品‐記憶への序論」「亡霊たちの弁護」「いかにしてひとは加害者となるのか」)の趣旨は、集団虐殺と関係する文学作品や芸術作品への最初のアプローチを提示することである。また、これらの研究を通じて、いかにして一連の独特な問題が提起されるのかを示すことである。それは美学に関係するのみならず、倫理、哲学、政治的考察と同様の領域にも関係する問題である。
2008年10月14日(火)18:00-19:30
「作品‐記憶への序論」« Introduction aux œuvres-mémoires »
2008年10月22日(水)16:20-17:50
「亡霊たちの弁護」« Plaidoyer pour les fantômes »
2008年10月28日(火)18:00-19:30
「いかにしてひとは加害者となるのか」
« Comment devient-on bourreau ? »
ピエール・バイヤール氏はパリ第八大学教授(フランス文学)および精神分析家。Qui a tué Roger Ackroyd ?(『アクロイドを殺したのはだれか』大浦康介訳、筑摩書房)、Comment parler des livres que l'on n'a pas lus ? (『読んだことのない書物についていかに語るのか』)、L'affaire du chien des Baskerville(『バスカーヴィル家の犬事件』)など著作多数。彼の作品は20以上の言語に翻訳されている。