Members / メンバー紹介

 
近藤 学
Name:

近藤 学 (こんどう がく)

Fields:近現代美術史・美術理論
Category:
PD研究員
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(2007-2012)時のもの(2012年3月31日時点) 。
 
所属/職位:

PD研究員 (2009–12)
現在、立教大学、東京造形大学、東京藝術大学ほか非常勤講師

主要業績
- 書籍:

  • Gaku Kondo, “Superposition et juxtaposition. Questions de génétique dans la peinture d’Henri Matisse, 1913–1916.” In Génétique de la peinture, ed. MIURA Atsushi, UTCP Booklet 16, 2010. (⇒こちら)。

  • ──. “Barnett Newman: Dialogue between Man and Work.” In Barnett Newman, ed. Kiyoko Maeda, exh. cat. (Sakura, Chiba: Kawamura Memorial Museum, 2010), 86–91.〔日本語版、同書72–78頁〕

  • 主要業績
    - 論文:
    1. 学術雑誌

        1. 「絵画の危機、彫刻の優位──1940年代末のクレメント・グリンバーグ」『西洋美術研究』第7号(2002年5月)108–114頁(査読有)。

        2. 「マティスと制作プロセスの写真による記録/提示──1945年マーグ画廊における展覧会をめぐって」『鹿島美術研究 年報別冊』第19号(2002年11月)502–511頁。

        3. “La ‘pédagogie’ photographique de Matisse: Remarques sur l’exposition à la galerie Maeght, décembre 1945.” Cahiers du Musée national d’art moderne 119 (printemps, 2012), 72–97.

    2. 非学術雑誌

        1. 「消去、重層、時間性──アンリ・マティスの「キュビスム的」ドローイングをめぐって」『Issues』(多摩美術大学芸術学科現代芸術資料センター)第4号(2000年3月)13–16頁。

        2. 「プロセスの位相──マティス、デ・クーニング、二つの資料体」『BT/美術手帖』56巻855号(2004年10月)56–63頁。

    3. 展覧会評

        1. 「『マティス ピカソ』展」『西洋美術研究』第11号(2004年9月)259–265頁。

        2. 「『ゼロ 1950–1960年代の国際的前衛』展(サン=テティエンヌ近代美術館)」『website SITE ZERO/ZERO SITE』(2007年4月⇒こちら)


    主要業績
    - その他:
    1. 学会発表

        1. 「マティスをめぐって 1914~16年の油彩について──《川辺の浴女たち》を中心に」、日仏美術学会例会、東京日仏会館、2000年11月。

        2. 「ウィレム・デ・クーニングの『アーカイヴ』」、研究発表パネルB「ネゴシエーションズ イメージとその外部」表象文化論学会設立準備大会、東京大学駒場キャンパス、2005年11月(報告⇒こちら[表象文化論学会ニューズレター])。

        3. 「アンリ・マティスの「教育的展覧会」(1945年12月)と戦後復興期フランス」、科学研究費萌芽研究(代表・岡田温司教授)「美術史の構築と脱構築」主催、若手研究者によるフォーラム、第四回「イメージ(論)の臨界[4]:感性の翻訳と共有」、京都大学、2009年3月7日(報告⇒こちら[表象文化論学会ニューズレター])。

        4. “The ‘Danger that Besets Painting’: The Greenbergian Decorative Reconsidered, 1941–60,” “Clement Greenberg at 100: Looking Back to Modern Art,” Harvard University, April 3 and 4, 2009.

        5. “Questions de génétique chez Henri Matisse : autour des toiles de 1913 à 1916,” UTCPシンポジウム「絵画の生成論」、東京大学駒場キャンパス、2009年11月15日(報告⇒こちら)。


    2. 翻訳

        1. イヴ ‐ アラン・ボワ「「ここにわたしがいる」──バーネット・ニューマンの絵画における側向性」前田希世子編『バーネット・ニューマン』(川村記念美術館、2010年)56–71頁。

        2. イヴ=アラン・ボワ、ロザリンド・E・クラウス『アンフォルム──無形なものの事典』(加治屋健司、高桑和己と共訳、2011年1月刊、月曜社。詳細⇒こちら)。

        3. イヴ=アラン・ボワ「THERMOMETERS SHOULD LAST FOREVER──エドワード・ルーシェイの液体語」『芸術批評誌REAR』【前編】26号(2011年8月)74–87頁;【後編】27号(2011年冬刊行予定)。


    3. 市民講座



    4. 通訳(逐次;フランス語・英語)

        1. 「蒸発そして/あるいは集中──肖像・自画像・〈近代生活〉」|ヴィクトル・I・ストイキツァ(フリブール大学)による講演と質疑応答の通訳(フランス語/日本語)|第47回比較藝術学研究セミナー、京都造形芸術大学通信教育部芸術学科/文化女子大学文化ファッション機構共催|日本橋公会堂|2009年2月28日(報告⇒こちら[表象文化論学会ニューズレター])。

        2. 「生の哲学の行方」|PBJ (Project Bergson in Japan) 第3回国際シンポジウム

          • セッション3「科学の彼方──生の科学哲学」+全体討議、質疑応答の通訳(英語/フランス語/日本語)|法政大学|2009年10月24日。
          • セッション6「哲学とイマージュ」+全体討議|質疑応答の通訳および一部司会(英語/日本語)|法政大学|2009年10月26日。


        3. UTCPレクチャー「エイゼンシュテインの「ガラスの家」:フィルムを超えた映画──ひとつのプロジェクト」|フランソワ・アルベラ(ローザンヌ大学)による講演の通訳(フランス語/日本語)|2010年1月13日(報告⇒こちら)。

        4. レクチャー「ニューマンのユダヤ性」|イヴ ‐ アラン・ボワ(プリンストン高等研究院)による講演と質疑応答の通訳(英語/日本語)|川村記念美術館|2010年9月4日。

        5. レクチャー「セザンヌとマティス」|イヴ ‐ アラン・ボワ(プリンストン高等研究院)による講演と質疑応答の通訳(英語/日本語)|京都工芸繊維大学|2010年9月7日。

        6. UTCPレクチャー「〈似て非なるもの〉を思考する──擬似形態学の魅惑と危険」|イヴ=アラン・ボワ(プリンストン高等研究院)による講演と質疑応答の通訳(英語/日本語)|2010年9月14日、東京大学駒場キャンパス。

        7. UTCPセミナー「世界に広がる印象派──モネの影響を中心に」|質疑応答通訳(英語/フランス語/日本語)|2010年11月30日|東京大学駒場キャンパス。

        8. シンポジウム「イメージに憑かれて:観衆論的視座に立った美術史の新しいパースペクティブ」|ジェイムズ・エルキンス(シカゴ美術研究所付属学校教授)による講演と質疑応答の通訳(英語/日本語)|上智大学四谷キャンパス|2011年11月25日

    5. 学術会議司会など




    6. 教育活動

        1. 立教大学全学共通カリキュラム・講義「美術と社会」(2009年より継続中)

        2. 東京造形大学・講義「形態論B」(2009年より継続中)

        3. 東京芸術大学・講義「西洋美術史特講」(2011–12年度)|演習「西洋美術史演習」(2012年度より継続中)

        4. 上智大学国際教養学部・講義「Survey of Western Art 2」(2013年度・英語)|講義「Survery of Western Art 1」(2014年度・英語)

        5. 沖縄県立芸術大学・集中講義「現代芸術概論A」(2013年度)


    関連サイト:

    中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」


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