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Title: | シリーズ・身体との共生のために 第6回 傷あとを越えて、セルフイメージとの調和へ:リカバリータトゥーの可能性要登録 |
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| Date: | 2025年11月9日(日)13:00-15:00 |
Place: | 駒場Ⅰキャンパス 21 KOMCEE West K402 & Zoom |
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シリーズ企画「身体との共生のために 〜21世紀の自己と身体をめぐる対話〜」
第6回 傷あとを越えて、セルフイメージとの調和へ:リカバリータトゥーの可能性
2025年7月から、シリーズ企画「身体との共生のために 〜21世紀の自己と身体をめぐる対話〜」をスタートしました。この企画は科研費(23K12596)のプロジェクトと東京大学UTCPとの共催の企画となります。
この企画では、哲学、人類学、社会学、医学、心理学、ファッション、演劇、音楽など様々な専門領域で、「身体」にひろく関連するご研究・ご活動をなさっている方々を、登壇者としてお迎えします。
登壇者の方々のレクチャーやインタビューを通して、「私たちは自己の身体の他者性とどのように付き合っているのか」、「現代社会に特有の身体観を規定する要素にはどのようなものがあるか」といったことを検討したり、身体に関して現代の人々がかかえる様々な葛藤に対する処方箋を導くような議論をしていきたいと考えています。
第6回 傷あとを越えて、セルフイメージとの調和へ:リカバリータトゥーの可能性
話題提供者:海老澤理恵(青葉病院三軒茶屋ブレストセンター)
身体の傷あとは、時にかけがえのない自分という存在を揺るがすことがあります。本講演では、【リカバリータトゥー®︎】が、身体の変容との間において、いかに心理的な回復と「身体との共生」を実現するのか、その可能性を探ります。
日時:2025年11月9日(日)13:00-15:00
場所:駒場Ⅰキャンパス 21 KOMCEE West K402 & Zoom
対面参加の方:こちらからご登録ください
Zoom参加の方:こちらからご登録ください
♦︎講師紹介♦︎
リカバリータトゥー®︎施術者・看護師。
8年間の精神科勤務経験を経て、2019年より美容医療としてのアートメイク施術に従事。都内クリニックのアートメイク部門立ち上げとスタッフ指導を担当。2020〜2021年にはこの経験を活かし、傷あとカバーアートメイクの専門施術を開始。2023年、タトゥー先進国欧米Scar camouflage tattoo分野で著名なLeticia氏に師事。これまで国内では対応困難とされていたあらゆる色の傷あとに対応可能な技術を習得。これを機に、医療タトゥー(傷あとカモフラージュ)と心のケアを結びつける未開拓の分野として【リカバリータトゥー®︎】を提唱。相談者への心理的側面配慮の重要性から、現在も週1回性別の悩みに特化した精神科に勤務し、精神医学・心理学の学びを継続。傷あとに悩む1人でも多くの人に【リカバリータトゥー®︎】という新しい選択肢が届き、より良い形で確立されて行くことを目指す。現在は、青葉病院三軒茶屋ブレストセンターを拠点に活動中。
※リカバリータトゥー®︎は、身体の損傷や手術痕などを色でカバーするだけでなく、精神的な癒しとなり、傷あとの悩みを抱える方が自信を取り戻し、自分らしく生きるための新たな一歩を支援することを目的としています。
シリーズ企画のコンセプトはこちらからご覧ください。
主催:
JSPS科研費「タトゥーの社会問題化とファッションとしてのタトゥーのカテゴリー化実践に関する考察」
(研究代表者:山田理絵、23K12596)
共催:
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)上廣共生哲学講座







