〈哲学×デザイン〉プロジェクト31　
学校が変わる時～内と外から見た教育改革の実践

　学校を変えるのは難しい。生徒がいて、先生がいる。先生の中にも現場の先生と校長先生がいる。さらに教育委員会や文部科学省がある。学校を改革しようとしても、どこかが足かせになって進まないことが多い。そうすると、「どうせ変わらない」という無力感を抱き、次々に押し寄せる改革にも、ただ仕方なく表面的に付き合うだけになる。けれどもその一方で、学校が実際に目に見えて変わることもある。そこでは何が起きたのか？　何が違っていたのか？
　このシンポジウムでは、校長として数々の高校を改革してきた先生と、学校改革の支援をしてきた団体の人に登壇していただき、学校が変わる現場を言わば内と外から考えていく。

日時：2021年9月12日（日）14:00-17:00
会場：Zoom開催
申込：https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZMuc-uhpjsvHtSeeFzO6KWFniMz5PLa_dDF

登壇者
　萩原聡（東京都立西高等学校校長・全国高等学校長協会前会長）
　「高校教育の改革は誰のため？ ―― 一校長のつぶやき」
　白井一郎（子どもの成長と環境を考える会代表理事）
　「学校と哲学」
　柴崎菜苗（子どもの成長と環境を考える会クリエイティブディレクター）
　「学校支援の活動について」

〈主催〉
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター」（UTCP）
日本学術振興会科学研究費基盤（C）「デザインとの協同による共創哲学の理論と実践」（代表者：梶谷真司）