Title: | こまば哲学カフェ【シリーズ 勉強とからだと心】(申込制)要登録 終了しました |
|||
Date: | 2020年6月14日(日)14:00~ |
Place: | Zoomミーティング開催 |
こまば哲学カフェ【シリーズ 勉強とからだと心】(申込制)
世話役:石川信行(中学校教員)
【趣旨】
あなたが勉強を教える時、相手のからだや心を見ていないでしょうか。
何かを確かに学べたと思えたとき、からだや心との繋がりを感じることはないでしょうか。
はっきりとはしていないけど、どこかで感じるこの繋がりを、一緒に哲学対話で探ってみませんか。
勉強ができるようになると、「頭がよくなった」といいます。「からだがよくなった」とか「心がよくなった」とは、聞きません。
反対に、「頭では勉強をしなきゃと思っているのですが、身がはいらなくて」という話は聞きます。
そうかと思うと、「勉強だけでなく、人間的な成長も必要だ」と言われたりもします。
いったい、勉強や学ぶことは、からだや心とつながっているのでしょうか? 別ものなのでしょうか。
以前、このテーマで哲学対話をしたとき、こんな話が出ました。
ドラえもんの道具に「暗記パン」というものがあります。食べるとどんな情報もたちどころに覚えることができる道具です。これがあれば、勉強で苦しむことから解放されそうですが、残念ながらまだありません。そのかわりに、現代は巨大な検索システムがあります。
これは、現代の「暗記パン」といえるのか。それとも、二つは全くの別物なのか。そんな問いを巡る対話になりました。
もっとも、「暗記パン」は排泄してしまえば、覚えたことはきれいに忘れてしまうそうです。
でも、覚えたことを忘れても、覚えた経験は、わたしたちの心やからだに影響をあたえるのでしょうか。それとも、忘れてしまえば、心やからだは、きれいに元に戻るのでしょうか。問いは尽きません。
さまざまな切り口から、勉強にかかわる人間が勉強と学びのからだと心の繋がりを考えることで、わたしたちはより学習に対して深い責任を負えるようになる気がします。
勉強や学びにかかわるすべての方と一緒に、「勉強と心とからだ」のつながりを考え、新しい世界が開けたら嬉しいです。
第1回 勉強とからだと心の繋がりを考える
2020年6月14日(日) 14:00~ (3時間程度)
*Zoomミーティングでの開催になります。
お申し込みは、
https://twitter.com/our_dialogue (Twitterアカウント @our_dialogue)
のダイレクトメール、もしくは、
dialogue.nobuyuki@gmail.com
に氏名を明記の上ご連絡ください。
先着12名とさせていただき、定員に達した場合は、メールの着信順で受付とさせていただきます。受付の締め切りは、上記のTwitter固定ツイートにてご連絡いたします。
*途中休憩あり、中途退出OK。
*年齢制限なし。学生さんや生徒さんの対話参加も可能です。
※第2回以降は、Facebookページ〈Philosophy for Everyone〉での告知になります。
協力:P4E(Philosophy for Everyone)研究会
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)