こまば当事者カレッジ 2018年度夏期コース「認知症を考える」
第1回「認知症って何ですか?」受講者募集

講演概要:
「認知症」とは、いったい何なのか、過去の知識をいったん捨てて、ゼロから捉え直す試みです。映像などを使い、本人たちの視点から「認知症」を見つめ、考えてみます。
外から見える「認知症」と内側から体験する「認知症」が、まったく違うものであることが
わかると思います。捉え方を変えるだけで、多分、認知症のある人とのコミュニケーションやサポートの方法は、大きく変わるはずです。(樋口直美)


医学的な知見は認知症診療の基本にあるが、現場の課題の多くはそれだけでは解決されない。認知症には、決定的な診断法や治療法がないうえに、医師と患者と家族で、そもそも違う方向をむいて医療が実施されていたりする。
当日は、若干の認知症の医学的解説に加えて、認知症の患者をとりまく職種の一つとして、
医師が何を考えたり、悩んだり、迷ったりするのか述べたいと思います。(山口泰弘)


当日の構成:
①上記内容に関する講師のレクチャー
②ワークショップ
・レクチャーに関連したいくつかのテーマについて、参加者同士のグループディスカッションを適宜行う予定です。
・ディスカッションのテーマは、例として下記のようなものがあります。ただし、当日の進行によって変更になる
 場合があります。
例 )・あなた自身が認知症の診断を受けるときは、どうあって欲しい?
・あなた自身が初期認知症になったとき、どんなもの(カフェ、デイ、活動、アプリ、人など)が欲しい?   
                                    など。 

【対象者】
認知症になってもよりよく生きるには、どうすればいいのか、何が必要なのかを講師、参加者と一緒に話し合い、
お互いに考え(知識と知恵)を深めてみたい方

【定員】
60名程度

【参加費】
無料

【申込方法・締切】
平成30年4月24日(火)
※ウェブでのお申し込み受付は終了いたしました。参加ご希望の方はメールにてお問い合わせください。

お問い合わせ先:tojisha-college[アットマーク]utcp.c.u-tokyo.ac.jp ※[アットマーク]を@に変換してください。

*こまば当事者カレッジ2018年度夏期コースについて
こちらのリンクhttps://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2018/05/post_165/をご覧ください。

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